アセンションを読み解く

ascension

2021年04月14日 05:54







  
      


 アセンションにおいて重要な鍵を握るスターシードと、地球人の考察を続けます。その前にスピリチュアルにおける「見解の相違」と、「正しい・誤り」の違いについて






  
光の皆様、いかがお過ごしですか?



前回の記事に感銘を受けた方は、真違いなくスターシードでしょう。

孤独な方ほど、守備範囲が広く、その使命は重要です。



孤独については、別に記事を設けて言及するつもりでいます。単に「今は孤独でも頑張りましょう!」ということではなく、大切なセオリーが含まれていると思うからです。




今年私は、ワンダラーやパイオニア等、スターシードの方々について再考察していきたいと思っているのですが、

それもあって、呼び方の定義を決めておきたいと思います。



整理しますと、今後当ブログでは、以下のように呼びたいと思います。




スターシード : 

ワンダラー、パイオニアスターシード等、使命を帯びたスターシード。



ワンダラー : 

当ブログでは区別していますが、ワンダラーとパイオニア・スターシードを、総称してワンダラーと呼ぶのが普通のようです。

明確な規準は無いのですが、私の印象では、兵士に例えると、ワンダラーが傭兵なら、パイオニア・スターシードは多国籍軍の兵士です。つまり魂の来歴が若干違うようです。




ワンダラー または パイオニア・スターシード(当ブログではパイオニアとも呼びます)  : 

ワンダラーとパイオニア・スターシードを区別する場合は、個々の名称で書き分けます。単にスターシードと呼ぶ場合は、ワンダラーとパイオニアの総称です。




集団スターシード : 

インディゴチルドレンやクリスタルチルドレンなど、世代的・集団的に地球にやってきたスターシードの方々。





新世代だからといって、集団スターシードとは限らず、年配だからといって、集団的な魂でないとは限りません。肉体上の姿、年齢、性別などで魂の来歴が分かることは、まずないでしょう。






地球の次元上昇で、スターシードほど重要な存在はありません。

ただ、生え抜きの地球人の中にも、光の戦士・祈り人はいて、スターシードであっても、光の戦士として目覚めてるとは限らない、とも申しました。

ワンダラーについて、もう少し踏み込んで考察する前に、今回はこの、地球人という方々について、少し考察しておきたいと思います。


が、その前に、少し前置きとしておきたいことがございます。







アセンション・ミッションの捉え方






このところ、私がしばしば引き合いに出していますのが、日本のワンダラーの第一人者である渡辺大起氏です。



ワンダラーと言えば渡辺氏、と思ってる方も多いようで、氏の著書を参考にしているサイトがちょくちょく見られます。




彼の著書は、物質思考の人間から見ると、にわかに信じがたく、妄想のように感じるでしょう。

しかし、読む人が読めば、その内容はリアリティに富んでおり、同じワンダラーとして、痛いほどの共感を覚えます。



ただ、一応ことわっておきたいのですが、そんな私も、氏とは見解を異にしている点もあります。

これは別に渡辺氏に限らないのですが・・。それを前置きしておきたいと思います。





私が目下最重要視している「カルマ寄越し」の攻略は、その一例です。

カルマ寄越しは、氏の著書では「たかるカルマ」と表現されていると申しました。彼も書著の中で、これを最大の脅威と捉えています。それによって多くのワンダラー諸氏が闇波動に埋没してしまうことを、悲しむべきことと思っている点も同様です。つまり、事実認識は、氏も私も同じです。



私はこの「カルマ寄越し」つまり闇波動の攻撃を攻略することが、アセンションの趨勢を決するとすら、考えています。

氏もその点について、本質的には同じであることが伺えます。



違う点は、私はそれを、「個々のワンダラーの問題であり、落ちこぼれる人が出るのは残念だがどうしようもない」で終わるには、あまりに犠牲が大きいと考えていることです。

この過酷な惑星で、精神論だけで乗り切るのは困難であり、それが犠牲を産んでいる一つの要因であると思っています。





そもそも渡辺氏の著書は、ワンダラー戦士に向けた指導書や指南書ではありませんので、当然かもしれませんが・・。

ご自身の行き方に基づいた抽象的な指針はありますが、ワンダラーとしてミッションを果たすために、具体的にどうすればいいという指導は何も書かれていません。



強靭なワンダラーが、メソッドとかツールをほとんど持たないのはよくあることです。持っていたとしても、独自のもので、他の人には真似ができなかったりします。

そんな強靭な人の一人である渡辺氏ですら、暗黒波動の幻惑に心が惑わされたこともあると告白しており、ご自分自身の体験から、この攻撃がどれほど脅威であるか認識しておられたのが伝わってきます。



私は、彼をはじめとする強靭なワンダラーだけでなく、メソッドやツールが与えられさえすれば、高度な任務をこなせるワンダラーが、まだ数多く潜在していると考えています。

今現在、目覚めているワンダラーですら、暗黒波動の攻撃つまりカルマ寄越しによって、その働きをどれほど損なわれているか分かりません。






たとえば五井先生などは指導者として、ご自分では必要のないツールを広く私たちに提供してくれたわけです。

が、ネガティブの手放しやカルマ寄越しに関しては、特にツールは提供してらっしゃいません。五井先生ご自身はよほどネガティブの手放しが容易だったのでしょう。特別なツールは必要ないとお思いだったようです。


しかし私は、それがどれほど困難であるかを痛感していて、その最大の要因が「カルマ寄越し」であり、それに悩まされる人の大半は、スターシードであると考えています。

だから、少なくともスターシードにとっては、カルマ寄越し攻略のツールが必要だと考えているのです。そのために編み出したのが「カルマ戻し」のマントラです。このツールの効果は波動の高いスターシードほど大きく、今後も追い追いレクチャーを進めていくつもりです。







「見解の相違」と「正誤」とは違う






このように、スピリチュアル指導には、「見解の相違」というものはあります。

同じワンダラーでも、全く同じ見解を有するかというと、そうとも限らないということですね。





ただし、少々まぎらわしいことに、意見の違うスピリチュアルが、全て「見解の相違」で済ませられるものではないのです。


「見解の相違」とは、正しいとか間違っているとかいうことではないのですが、

それとは異なり、アセンション・セオリーとして、「正しい・誤り」があります。




この違いは、分かりづらいかもしれませんが、とても大事です。

何しろ、間違っている人についていくと、とんでもない道をたどることになってしまいかねませんから。

つまり、事実認識を誤っていたり、セオリーが的外れだったりすれば、負のスパイラルに落ち込んでいってしまうこともありえます。





あるスピリチュアル指導が運命を開く一方で、あるスピリチュアル指導は、破滅をもたらします。

ですから、全てのスピリチュアル指導を、「見解の相違」で済ますわけにはいきません。

この、「「正しい・誤り」と「見解の相違」の区別」は大切で、注意が必要です。






そういったことを踏まえたうえで、お断りしておきますと、

私は渡辺氏の著書について、ほぼ信頼できる、数少ない貴重な著書と考えております。

玉石混交の情報が飛び交うスピリチュアルで、ことにアセンションにおいて、間違いなく「玉」に属する、珠玉の書だと思います。

もちろん五井先生の著書も、お宝のような書ですが、強いて違いを言えば、渡辺氏の著書はよりワンダラー向けと言いますか、ワンダラーにとって実感に満ちています。


が、ある点においては、「見解の相違」もあると思っています。その一例が、カルマ寄越しの攻略に関する考えだということです。

氏の見解がすべて私の見解と同一なら、ここで考察する必要もありませんし。






なお、渡辺氏の著書を、ご自分で読んでみたいという方は、今は絶版になっていますので若干入手困難ですが、中古本なら入手可能でしょう。

ただ、同じ発信者の同じ内容を読んでも、同じ理解が得られるとは限りません。そればかりか、そもそも間違った解釈をしてしまう人もいるかもしれません。

氏の著書は、私から見ますと、間違えようがないくらい明解な文章で書かれていますが、それでも解釈を間違える人というのは、ことにスピリチュアルという分野では、かなり多くいるのです。




しかしあなたが解釈を間違えるとは限りませんし、私とは違う発見があるかもしれません。そういったことも踏まえて、お読みになってみるのも面白いかもしれません。



でも、もちろん無理に読まなくても構いませんよ。当ブログでは「〇〇を読まない人にはこのブログは理解できません」という書き方はしませんので。






地球人はどこから来たのか






前置きが長くなりましたが、これは、今後の記事全般についての前置きです。

これまでも私は、この方は信頼できるという数少ない指導者やスピリチュアリストについて言及してきました。

そんな高度なスピリチュアリストの発信について、何か異論を書いたとしても、それは見解の相違というものであって、別に批判や非難をしているわけではない、ということ。一知半解な眉唾スピリチュアルに苦言を呈するのとは、全く別の話です、ということです。




今年は地球の命運を分ける山場でもあり、スターシードのミッションについての話が多そうなので、あらためて断っておくことにしたわけです。






一人でも多くのスターシード諸氏に、ぜひ知っておいてほしいことがあります。


とはいえ、それは別に、渡辺氏の著書を読み取った、単なる解釈として言っているのではありません。






そもそも彼の著書の通りなら、すでに過去のワンダラーによって、重要なミッションは成し遂げられていることになるのですが・・・。


現状の、波動の激しい攻防、薄氷を渡るような状況、今もって揺れるタイムラインが、示していることなのです。









そういったことを踏まえまして、冒頭に書きましたように、ワンダラーについて語る前に、地球人の来歴について書こうと思います。




バシャールさんは、全ての地球人が他の惑星から来ていると言っているのですが・・、その「他の惑星」が、どこなのかという話です。

渡辺氏によると、その多くは、ある惑星から来ているとのことです。




もっとも、例外は常にありますので、全員ではないと思います。

例えばインディゴ世代だって、全てが集団スターシードではなく、その割合は、世代全体の八割程度だとの事です。

ということは、それ以外は生え抜きの地球人でしょうし、もちろん、中には特命を受けたスターシードだっているでしょう。




魂の来歴は本当にそれぞれですので、概ねの傾向として考えていただければいいのですが・・・、

スターシードを除く生え抜きの地球人のうち、かなりの人々が、ある惑星から来ていると、渡辺氏は書いています。

私はそれを読んだとき、深くうなずかされたのです。それがこの惑星でのミッションを困難にしている最大要因であろうと思ったからなのです。







少し長くなりましたので、続きは次回にゆずります。

昨年は一つの記事に二つ以上のトピックを盛り込んでしまう傾向がありましたが・・今年はなるべく記事を分けたいと思っていますので。









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