低レベルタイムラインからの解放

ascension

2024年04月12日 11:16







     



 
今の局面は、上方タイムラインが非線形の勢いを増す一方、依然として線形にとどまろうとするタイムラインも存在し、互いに影響し合っている。世界を悪夢のような厄災へと向かわせる低レベルタイムラインから解放され、無関係になるためのメソッドとは。「現れて消える」から「現れる前に消す」を強化する







高貴なるライトワーカー、光の戦士がた、いかがお過ごしでしょうか。


今回はまず、前回冒頭で触れたゲートについて補足しておきたいと思います。


あなたという場にゲートが開く段階から、あなた自身がゲートになると書きました。

この話に心の奥底が震えるのをお感じになった方はいらっしゃったでしょうか。「まさに、自分はそれを期してこのブログをフォローしているのだ」という方が、一人でもおられたなら書いた甲斐はあろうというものです。ですが、そもそもそれほど容易に到達できる段階でもないので、気負うことなく実践に励んでいただければと思います。別に到達しなければならないと決まっているわけでもありませんし。



ただ、注意点として、その際には、そのためのマントラを提供するつもりが私の方であります。というか、それに至ろうという気になった際には、そのためのマントラを活用してほしいと思っています(マントラといいつつ多少長めですが)。



そのマントラを、このブログで公開するかどうかは未定ですが・・・目下の皆様のご様子から、それに至る方、挑戦できるだけの準備が整いそうな方は、いたとしても一人か二人、どんなに多くても数名ではないかという印象を私は持っているので、おそらくは全体公開をすることにはならないだろう・・と、現時点では思っています。


時期が来たら、そうした方から要望があれば、その方々のみに向けて提供してもいいかな・・と思っております。幸い、別サイトや、HEXAやPayPalなどといったプラットフォームがありますので、特定の方にマントラを提供することは可能です。(ただ、その場合も、なさるのは自己責任ということにはなります。)



そもそも当ブログでは、現時点では提供していないマントラや祈りがまだ色々あるのですが・・・、

霊性開発上の中でも、ある程度以上に高度なレベルを期するマントラは、唱えればいいというものではなく、それを唱えるにふさわしい魂の状態というものがあります。それに至らない方が下手に唱えると、効果がないばかりでなく、抵抗波動が一気に生じてしまい、その方が先々、ふさわしい段階になったときに、かえって効果に支障が生じます。




とはいえ、「それなら別にマントラなんていらないや。自分で意識を高めて、それに至ってみせるよ」とはお考えにならない方がいいのでは・・と思います。


いえ、もちろんご本人のご自由ですから、あくまで私の見解ですが・・。「関連サイト」のほうで、瞑想の解説の中で書きましたが、特にこの惑星では、高度な領域を開花させるにあたり、ただふわっとしたイメージを持つとか、意識または波動を照準するなどで臨むのは──それもいいのですが、それだけで臨むのは──、かなりなリスクを伴うからです。




私自身、霊性開発中にそれを行なって、憑依侵入されるという事態を招きました。今はかなり楽になりましたが、そこまでこぎつけるのに十年以上苦悩し、霊性開発を著しく阻害されたうえ、今でもダメージから完全に回復していません。一言でいうと酷い目に遭ったのです。


大元の原因は過去に私がその人物を過大評価し、心酔していた時期があったことですが、すでに一過性のこととして忘れかけていた頃ですから、直接の原因ではありません。直接の原因は私の油断です。霊性開発中に、波動あるいは意識の照準だけで、あるフェーズに至ろうとしたことです。
それを試みている最中、わずかに集中が途切れました。その隙をついて侵入されたのです。



この憑依現象自体、軽度から重度まで、世にしばしばみられるもののようですが・・・霊性開発上の侵入は、こちらが自分の神性領域を開放気味であることが、リスクになるように思います。


この物質次元は波動環境が壮絶に低く、言わば、泥水の中で清らかな水だけを取り込もうと口を開けるようなものです。ですから、ほんのわずかな集中の乱れでも、異物に入り込まれるリスクがあるのです。それを甘く見ていました。




それをどう言い表していいか・・それがどのような者であれ、侵入してきた時点で、される側にとっては異物です。自分の脳の中に、他人に入り込まれ、しかも居座られるのですから、苦痛の一言で済まない苦悩です。

それでも、苦悩するならまだしもなのです。苦悩するから脱却したいと思うわけで、この状態が心地よいと感じてしまうケースもあるのです。最悪の場合、アイデンティティを乗っ取られてしまいます。




ともあれ、期する内容を、厳選され、波動検証された明確な言葉、すなわちマントラを編み出し唱えることが大事だと、苦い経験を通して学習したのです。そのように選ばれ磨かれた言葉は、それ自体が高い波動を有しているので、多少の意識のブレ程度では、低レベル波動の侵入を許さないバリアとなるのです。




とにかく、この物質地球では、霊性開発が一定以上に進んで、チャレンジングな段階に至る際には特に、マントラは必須であると、肝に銘じた方がいいと私は思います。(マントラでなければマカバのような神聖なカタチですね。ただ、カタチは瞬時にイメージできるのは良い点ですが、個々の霊性開発に特化させることはできません。その辺はそのときそのときで使い分けるのがいいと思います)



ということで、前回のゲートの説明を読んで、いきなり試みる方がいては・・と、ちょっと気になったので補足させていただきました。







厄災と‘関係’してしまうメカニズム






さて、それではレクチャーの続きに戻りたいと思いますが、災害や戦争などの厄災に無関心だからといって無関係になれるわけではない、だから「積極的に無関係になる」ことが必要、というところまででしたね。


これをどうやって説明したらわかってもらえるか、考えていたのですが・・・、

いちばん分かりやすい例は、災害ではないかと気づきました。


「天災は忘れたころにくる」なんて警句がありますね。災害に無関心なら被災しないとは、誰も思っていません。それどころか常に関心を持って、対策を怠りなくしていることが重要とされています。


波動的にも、災害は、その災害の起きるタイムラインと共振してしまうことによって被災します。ということは、無関心だからといって、波動的に無関係になっているわけではないのです。それどころか、知らず知らずのうちに波動的な関係を持ってしまっていることも多いのです。



以前の記事で書きましたように、災害は、人々のネガティブな想念波動が起こすものだからです。この物質地球では、いにしえから現在にいたる長い過程で生じてきた、おびただしいネガティブ想念が渦巻き、大地や天象、山や海などの各種エレメントにも蓄積しています。



祈りも何もしない人は、多かれ少なかれ心の中にネガティブな感情を抱え、しかもそれが潜在意識に蓄積しています。また、光の人だからといって即座に全てのカルマが払しょくできるものでもありません。
そうしたネガティブ想念が、無意識のうちに、災害のタイムラインと呼応し、関係してしまうのです。一部の、人々のカルマを引き受けることを期している魂は別として、それが被災する基本的なメカニズムです。



(ただ、このことを相手かまわず不用意に口にするのは控えた方がいいと思います。スピリチュアリストでない一般的な人、ことに被災者や被災者が身内にいる人に、したり口調でこんなことを言ったら、間違いなく感情を逆なでします。スピリチュアリストとしても不適切な言動ですので、控えること、言うとしても相手やタイミング、言い方をよく考えることをお勧めします。)







ネガティブ想念は根っこが同じ






話を戻しましょう。このように、被災を避けるためには、無関心になるのではなく、むしろ関心を持って備えをすることが大事です。物質次元的には、避難や非常食などの防災対策ということになりますが、スピリチュアル的には(つまり真の意味での現実的には)、災害そのものを回避することです。



大地や天象などへの感謝の祈りは、災害を回避するための最大の備えの一つです。感謝は、それ自体が光を有した想念波動であり、いわば‘闇波動の消しゴム’です。感謝の対象に蓄積しているネガティブ想念を軽減します。




それにしても、無関心ということは、それに対して何の感情も持っていないはずなのに、なぜ波動的に関係してしまうのか・・とお思いでしょうか。
「そりゃ、ゴミルールを守らないとか環境を汚す不心得な人間ならわかるよ? でも自分はそんなことしてないのに・・」と。



それには二つ理由があります。まず第一に、そもそもネガティブ想念は、本質的に根っこが同じだからです。なので、もちろん環境への配慮のない行為もですが、直接関係のないネガティブな想念も影響してしまうのです。もう一つは潜在意識の問題です。







潜在意識のネガティブを消すということ






潜在意識というのは厄介なものです。自分でコントールするのがむつかしいですよね。ネガティブな想念を消そう、と、表層意識で思っても、それだけでなかなか消えてくれません。消えるというのは、手放すと言い換えてもいいですが。




随分以前ですが、現会長が、ご指導の一つとして、私たちに、自分自身のネガティブな想いを口に出して話させる、というのをしたことがありました。


その時は私も、なぜ自分の中の嫌な想いをわざわざ口に出させるのかな・・? と疑問に思ったものでしたが・・、おそらく彼女には、私たちの中に蓄積しているネガティブが見えていて、何とか早く消させたかったのではないかと思います。私たち会員にはうまく機能しなかったのか、何度も続けることはありませんでしたが・・。潜在意識の中で凝り固まっているネガティブを揺り動かそうとしたのでしょう。



また私は、サイババ尊師の元に参じた際、その圧倒的な光で、一言では言い表せないほどの恩寵を受けましたが、同時に自分の中から膨大なカルマが湧き上がり、直面させられました。それもまた恩寵だとわかってはいても、大変つらい思いをしました。それでも、もしそうしてもらえなかったら、もっと過酷な運命をたどることになったでしょう。



ともあれ、潜在意識のネガティブを消すには、まずそれをいぶり出す必要があります。


消えるといえば、以前、五井先生のメソッド「消えてゆく姿」のお話をしましたね。どのような厄災も消えてゆく姿であり、現れることで消えてゆくのでしたね。でも、その五井先生も言っていることですが、現れる前に消してしまえれば、それに越したことはない、ともおっしゃっています。



実際、光の人は、その両方をしているのです。







「現れて消えてゆく」と「現れる前に消す」






何か厄災に見舞われたら、「消えてゆく姿」として、掴まずに手放してしまう。そうすることで消えてゆく。つまりは、「カルマ清算」ですね。
もう一つ、祈りなどツールの実践によって、現れる前に消してしまっていることも、実は光の人には沢山あるのです。



現れる前に消すほうは、現れないだけに気づきにくく、殆どの方は無意識だと思います。本来ならいったん現れてくれないと消えなかった厄災を、潜在意識の段階で消してしまうことで、知らず知らず回避しています。仮に現れるとしても、大きな厄災が小さく現れるだけで済んでいます。



という風に、いろいろな形でカルマを消していっているわけですが、ツールの実践をし続ければ続けるほど、現れる前に消える割合の方が増えてゆきます。



とはいえもちろん、何か災難に見舞われたとき「現れる前に消せなかった」なんて、ヘコまないでくださいよ。現れたものを掴まずに手放すための思いのメソッドとして、「消えてゆく姿」が編み出されたのですから。この思考メソッドでどれだけのスピリチュアリストが救われたかわからないのです。




ただ、人類にとってあまりに大きな厄災は、「現れて消える」なんて言っていられないので、何としても回避しなければならないレベルというものがあります。私がこのところ話題にしているのはこのことです。


ネガティブ想念は、放置しておけば必ず厄災となって現れます。「現れる前に消す」ことで回避することができます。すべてではないにせよ、軽減させることはできます。



多くの光の人が、「現れて消えてゆく」と「現れる前に消す」の両方をしていますが、特に後者に関しては、自分では無自覚ですよね。それを、意識的に行うということです。







タイムラインは互いに影響し合っている






さて、私が、災害とか戦争とか、と、ネガティブな事態を、ある意味一緒くたに語るのは、それらネガティブな事態が、決して別々のものでなく、根っこの部分ではつながっているからだ、とお話しました。



つまり、災害も戦争想念が起因することがあります。戦争想念は、ネガティブの中のネガティブですから、影響しないわけがありません。経済への悪影響もしかりです。経済への悪影響は、景気全体としても、個々人のレベルでも生じえます。




世界全体の様相として、非線形波動潮流が勢いを増していますが、これは世界にたくさんあるタイムラインのうち、上方のタイムラインで起きており、一方で、今もって線形の方が安定的に優勢なタイムラインも多数存在しています。



これらのタイムラインは目下のところ、互いに影響し合っていて、上方のタイムラインは下方のタイムラインを引き上げようとしますが、下方のタイムラインは上方を引き下ろそうと働きます。

ことに今のような、まだそれぞれのタイムラインが完全に分離していない局面では、それがアセンションの道筋を左右する要因ともなっています。




そんな中、上空でアセンションをけん引する高位神霊がたは、粛々とミッションを遂行しています。なので、何があろうと来年には大きなフェーズ上げをさせるおつもりでしょう。


そのフェーズ上げの際、現状のフェーズとのギャップが大きければ大きいほど上昇する際には衝撃が起きます。つまり「現れ」となり、その過酷さ、壮絶さは、ギャップの大きさに比例します。タイムラインで言えば、低いタイムラインほど過酷で壮絶になります。



つまりわれわれとしては、壮絶な運命が予想される下方のタイムラインに引き下げられないようにする必要があります。







戦略的なメソッドが功を奏する






私が「積極的に無関係になる」と言っている意味、お分かりでしょうか。

私たち光の人の中にもまだあるネガティブな想念、低レベルな周波数が、低いタイムラインの周波数と共振してしまえば、波動的につながりができてしまうのです。だからこそ、その低レベルなタイムラインと共振してしまう周波数の波動を、自分の中から消し去り、そうしたタイムラインを突き放していかなければなりません。



そのためには、たゆみなく世界平和の祈りをし、ガヤトリーマントラを唱え、感謝の祈りをすること、つまり光を呼び込むこと、まずはそれが重要で大基本ですが、

それを踏まえたうえで、ネガティブに目を背けず、手放してゆくことも重要です。



しかし、上述のように潜在意識に潜むネガティブを消し去るのは容易なことではありません。速やかに消したければ、ある程度意識的に行う必要があります。



わけても戦争想念波動からの脱却など、ネガティブの中でもことに低い波動をターゲッティングして、意図的に、戦略的に、自分の中から消し去ることが、非常に効果的なのです。これが、当ブログで提供している、攻略マントラの意義なのです。







戦争の一言で括れない戦争想念






さて、戦争想念が与える脅威が、戦争被害そのものだけにとどまらないことがお分かりいただけたかと思いますが、



ことに、同じ戦争でも、独裁者による侵略は、最も深刻に、世界を線形波動に引き下ろします。

といいますか、独裁者はそもそも、戦争を起こしたいというより、戦争をいとわないのです。その一方で、戦争自体を好み、引き起こそうとする人たちもいます。戦争によって利益を得たい人たちです。いずれであっても線形波動の権化、暗黒波動の傀儡です。


こうしたタイプの人たちが引き超す戦争と、中東で起きている民族紛争は、同じように見えてもタイプが違うものです。どちらもネガティブであることに変わりはありませんが、戦争と一括りにするのもまた違うようです。次回はこの点について考察したいと思います。









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