

大きなマイルストーンが目される今年だからこそ、吹き荒れる波動の様相の中、ブレずにアセンションの道をゆくということ。光の戦士が行き着く先に広がる世界
高貴なるライトワーカー、光の戦士がたよ、いかがお過ごしでしょうか。
前回の同時瞑想予定日時の記事でもお知らせしましたように、本年は年初からスピリチュアルにおけるネガティブ想念が吹き荒れているため、準備ができしだい、皆様に戻しのマントラを提供するつもりでおります。目下のところ、私自身が唱えつつ、文言を洗練しているところです。
しかし、現時点で皆様に提供している「乖離」や「戻し」のマントラだけでも、十分な効果がありますので、すでになさっている方はお続けいただきたいと思います。まだの方は、まずは「三大ツール」の実践を一定期間行なうことで、一定上に波動を高めてからお始めになることで、効果を発揮します。
こうしたマントラを編み出すのは、世界が動的な状況にある今、基本のツールに加えて、状況に応じたマントラを編み出すことが得策だからです。中で現状、最も効果を発揮するのが「戻し」と「乖離」です。
今回はこうした、戻しのマントラの意義と、それが、寄越される方、寄越す方、双方にもたらす効果についての解説と、波動の先端を行く光の戦士に広がる展望について、お話ししたいと思います。
これから提供するマントラは、独裁者タイプの想念の戻しのつもりで、中断している解説も再開する予定ではあるのですが、今年の波動の様相を鑑み、スピリチュアル・ネガティブの戻しのマントラを編み出す必要を認識したわけです。
ちょっと驚いたことに、最初に唱えたその時点から、何やら肩の辺りにへばりついていたネガティブが、ふわりと取れ、軽くなりました。やはりこのタイプのネガティブ、大分私たちスピリチュアリストにまつわりついているようです。
私がカルマ寄越しと呼ぶこの現象、渡辺大起氏は著書で「たかるカルマ」と呼んでいますが、本当にカルマにたかられている、という表現がぴったりきます。
私自身は、それがどのような闇、ネガティブであるかを、頭の中で詳らかに言葉にしていて、マントラというより短いお経のような長さになってしまっているので、皆様に提供する際はもう少し簡略にするつもりでおります。
それにしても、本当に多岐にわたっているというか、さまざまなタイプのものがありますね。
今、世界には、そうした、悪意のある、あるいは悪意のないネガティブが、湧き上がり、吹き荒れています。物質世界で例えるなら、「春の嵐」とでもいうのでしょうか。
これらスピリチュアルにおけるネガティブは、スピリチュアリスト、そして今後スピリチュアルに目覚める人たちに負の影響を与え、アセンションを妨害したり、そのレベルを引き下げたり、想念の袋小路に迷い込ませたりする、最大の障壁の一つであることは間違いないと言えます。その意味でも戻しのマントラを編み出す意義は大きいでしょう。
私自身、日々、カルマ戻しのお世話になっていて、これなしでは今の私はなかっただろう、と思っています。
従来のスピリチュアル指導では、物質地球世界に吹き荒れるネガティブをただスルーし、心を明鏡止水に保て、掴んでいるネガティブを手放せ、などと指導してきました。
私は経験上、このメソッドだけで正しく進むには、すでに霊覚を得た覚者──この物質世界的に、宗教者として地位が高いとか有名だとかの名目だけでない、真の覚者──それも肉体を持った師にそばにいてもらって、導いてくれるのでなければ、かなり困難だと思います。
それほど今の物質地球の状況は、宇宙でも類を見ないほど混沌とし、惑星全体が「たかるカルマ」で覆われています。
そんな過酷な環境の中でも、真の覚者であれば、そうした負の影響を受けず、純潔な状態を保てます。覚者にしてはじめて可能なことを、それに至る前から、ただ「しなさい」と言われても、かなり大変です。いずれはそうなれるとしても、いきなり「なれ」と言われて、無理が生じるのは道理ですし、この惑星での霊性開発で生じる困難の多くはそこにあるように思います。

カルマ戻しが互いにウィンウィンである由
カルマ戻しは、適切になされるのであれば、対象に害を及ぼすことはありません。それどころか互いにウィン・ウィンになると、前回記事で申しました。
解説したように、カルマ戻しは、「空(くう)」の境地にある人が瞬時にしていることを、マントラを用いて行なうものです。それによって想念波動のレベルでカルマ清算をさせてしまっているのだ、とも申しました。
(ちなみに、「空」もさらに極まってまいりますと、戻すというより霧散してしまい、さらに極まると即座に光に変換してしまいます。
ですがそれは、究極的な状態ではそうだ、と覚えておくだけでいいかと思います。ここでは「空」の中でも最も基本的な状態について述べています)
カルマ寄越しは、寄越された方の場を汚染し、波動レベルを引き下げます。肉体世界で言えば、これは加害行為ですので、寄越した方も、負のカルマを背負うことになります。
ですので、それを戻すということは、寄越された側にとっても、戻すことによって自分の場から汚染物質を排除し、波動レベルの回復も速やかに行なえますし、
戻された方も、一時的には参ったとしても、自分が寄越したものが戻ってくることで、悪い因果を作らずに済みます。
ということで、お互いに悪いことにならずに済むわけです。
特にスピリチュアルにおけるネガティブについては、カルマ戻しは非常に大きな意義があるように思います。
というのも、この種のネガティブはアセンションへの負の影響が大きく、人々を幻惑し、本来ならアセンションできるはずの人も線形波動世界に迷い込ませたり、アセンションする人のアセンション・レベルを引き下げます。
当ブログのフォロワーの皆様も、スピリチュアルにおけるネガティブが吹き荒れる今、そうしたリスクにさらされており、それらから身を守ることが大事です。
また、ネットの発信も錯綜し、どれがいいのか悪いのかわからないような、混沌とした状況だと申しましたね。カルト・テロのような、明確にネガティブな想念はわかりやすいですが、そうでない、紛らわしいものの方の影響も大きいと言えます。
そんな中で、負の影響を与えるスピリチュアルを見極めて回避する、というのは、肉体レベルの頭で考えても難しいと思います。その意味でも、今準備中の戻しのマントラは功を奏すると思います。
また、上述のように、戻しのマントラは、相手にもいい影響を与えます。
これらの寄越しをする人たちは、相手を騙そうとか幻惑しようとか、意図して行っている、悪質な人たちもいますけど、そんな人たちばかりではありません。
そもそも、自分がカルマ寄越ししているという自覚のない人も大勢いますし、ご本人自身もまやかしのスピリチュアルに埋没していたりします。なので悪意なく発信したり、想念波動として発している場合も多いのです。
彼らもいつかはそこから脱却する時が来るでしょうが、それを可能な限り速やかにする、あるいはきっかけを与える効果もあるでしょう。

戻しのマントラによって徳を積み、魂を大きくする
こんな風に書きますと、戻しのマントラは、寄越した方にとっては、戻してやることで利が得られる一方で、こちらは身を守れる以外に何ら益はないのね? と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
カルマ寄越しは、相手に負の影響をもたらす攻撃であり、ネガティブ・カルマです。それを、即座に清算させることで、相手にいい影響を与えるわけです。
つまり戻しをすることは、戻す側にとっても徳を積むことになり、魂を大きくするのです。これも戻しのマントラの大きなポイントですので、認識されておくといいでしょう。
その意味でもこのマントラは、相手に対する悪意があってはいけません。
無意識にそれを発している相手に対しては、愛を持って行なうくらいの心積もりで、悪意のある相手にも、敵意とか反撃ではなく、峻厳なる心で戻す、という心構えが大切かと思います。それが光の戦士としてのあなたを、身を守りつつ徳を高め、魂を大きくしていくことにつながります。
今、文言を洗練しながら私が思うのは、スピリチュアルにおけるネガティブ想念の戻しというのは、私たち光の戦士にとってことに効果が大きいようだ、ということです。
今のところ私は、まだ皆様には個人(私人)に対する戻しのマントラを提供も推奨もしていませんが、それは相手への恨みや復讐心など、負の感情を抱くおそれがあるからだと申しました。
(一応付記しますと、大分以前、旧ブログの方で、ご自身がやるというのなら禁じるまでしないと書いたかもしれません。それは、あなたご自身の判断で、悪意や敵意を持ってやることはない、というのなら、止めはしないが、あくまで自己判断で、こちらで勧めはしないということです。)
スピリチュアルにおけるネガティブは、皆様が考えている以上に膨大であり、そのうえスピリチュアルをよすがにしていることで一定上に波動が高く、つまりその分動きやすく、スピリチュアリストに、そしてこれから目覚めようとする人たちに多大な負の影響を与えています。
にも関わらず、恐らく皆さまもそうですが、その寄越しがもたらすネガティブな影響をあまり意識していませんよね。
つまり寄越しが膨大である一方で、個人的な敵意や悪意などは抱くことなく、戻しが行なえます。膨大な処理が行なえるわけですね。ですので、それがなされればなされるほど、真の光の戦士を強くし、魂を拡大させ得ます。

カルマ戻しや乖離が物質世界にもたらす効果
カルマ戻しは、物質世界でも功を奏しています。
先日DT氏が大統領に就任しましたが、早速、「DT劇場」とでもいった体で、さまざまな政策を打ち出しています。それらは以前の政権時と変わらないように見えますが、当ブログで着目すべきは世界平和に関する点、わけてもU国侵略に関する政策です。
かつてR国のP氏と会見したときは、P氏の巧みな弁舌に丸め込まれたかと思うほどに友好的だったこともあるDT氏には、P氏もひそかに期待していた模様でした。U国侵略戦争が勃発した際も、自分なら24時間で終わらせてみせると豪語し、R国に有利な形になってもお構いなく、無理やり終結させることが懸念されてもいました。
が、フタを開けてみると、24時間とは言わず半年程度のスパンと訂正したし、停戦の条件にしてもかなりP氏に冷淡なことを言っています。U国への支援も条件つきで継続する意向があるような発言もしているし、経済制裁も継続するなど、P氏を追い詰めるような姿勢を見せる彼の様子には、内外からも意外な印象を持たれているようです。
もっとも、その背景にはDT氏らしい利害の思惑が見えているし、この先、何を言い出すか分からない人物ですので、今後はわかりませんが──それでも、その政策の大半は前回とほぼ変わりない方針のDT氏が、この点だけは以前と違う、とも言えます。光の人からすると、つづめて言えばこの点だけ変わってくれればいい、という点が変わってくれたようにも見えます。
また、P氏の方も、かつてのように、相手を容易に丸め込み自分に都合よく動かせる、強い幻惑の力が弱まっていることも見逃せません。
私はこうした変化は、すべてではないにせよ、P氏およびDT氏への戻しのマントラが功を奏していると思っています。P氏に関しては以前から有志の方にやっていただいているし、DT氏に関しても、先日から、何人かの協力者が──人数としては僅かですが、波動の高い精鋭の方々が──加わってくれたことですし。
戻しのマントラが功を奏するのは、線形思考の人たちと違い、相手を意のままに動かそう、といった、念や野心ではないからでしょう。むしろ、人々に影響を与えようという念や野心を発しているのは相手の方で、それをそのまま戻します。
自分の想念が自分に戻ってきた場合、人は、自分が発したものであるにも関わらず、好もしい感情を抱きません。むしろ嫌悪感を抱きます。戻しのマントラが功を奏するのは、相手にネガティブをネガティブと認識させるからだと思います。
私たちが相手にそれ以外の何かをもたらすとしたら、戻す際に私たちの元でブレンドされた光の想いでしょう。なので、私たちが世界平和について持っている見識も大事となるわけです。マントラを提供する際、必ず解説をつけるのは、そのためでもあります。
また、戻しのマントラが物質世界にもたらす効果には、もう一つ大事な点もあります。
そもそもカルマ寄越しというのは、それが何であるにせよ、ネガティブ想念である時点で、寄越された私たちの波動を下げます。波動が下がるということは、タイムラインが下がるということです。裏を返せば、そのネガティブ想念を戻すマントラが、世界のタイムラインを上方修正する力を持つわけです。
すなわち、「三大ツール」を始めとする光のツールが世界のタイムラインを向上させるものであるなら、世界のタイムラインを引き下げる想念波動から脱却させるのが戻しや乖離のマントラです。
世界の趨勢を左右する人物や、スピリチュアルにおける夥しいネガティブ想念など、負の影響が強い想念であればあるほど、世界のタイムラインを執拗に引き下げており、したがってそれを突き放す効果は大きく、タイムラインの向上に寄与します。

宇宙があらゆる魂に等しくもたらすもの
冒頭でちょっと渡辺大起氏に触れましたが、以前、氏の著書は私のバイブルの一つだけど、全てにおいて賛同しているわけではない、と申しました。
見解の相違の最も大きな一つとして、渡辺氏はこのたびの地球アセンションで、人類が全てアセンションすると述べています。その論調から見て、氏は全ての魂は分け隔てなく、同じところに行き着くように考えているととれるのですが、私はそのようには考えておりません。
前回の記事で、光の戦士が期する栄光についても書きましたが、あれは特にアセンションの先端を行く魂がたに向けて書いたのです。
カルマ寄越しにしても、カルマ寄越しに悩まされる人の大半は、波動の先端を行く戦士、ことに人々への貢献が大きい魂がたです。人々を助けたい、サポートしたいという想いが大きいから、この過酷な任務に志願したのだし、だからこそ、周囲のネガティブ想念を自分の身に引き寄せやすいのです。
宇宙は常に平等です。平等であるとは、均一であるということではありません。宇宙の全ての魂は、何をしていても全て同じところに行き着くし、同じものを得られる、と思っている人もいるかもしれません。が、もしそうなら、宇宙は今のような精緻かつダイナミックな、バラエティーに富んだ世界を描き出すことはありません。
たとえば一生懸命勉強した人と、ほとんど勉強しなかった人が、同じ成績だったら不平等ですよね。全然勉強してないのに成績がいい人もいますけど、そういう人は前世で猛勉強しています。何もしないのに成績がいいなんて人はいないのです。
学びの内容もさまざまです。霊性開発について言えば、自分の霊性開発だけに集中して、ほかの人のことまでは気にしない人もいます。人里離れた山奥で修行したりですね。山奥で修行して魂を磨いたあと市井に戻って、人々のために尽くす人もいます。市井で霊性を磨きつつ、人々に貢献する人もいます。
また、到達点もさまざまです。宇宙にもさまざまな世界があります。渡辺大起氏は、精神性をきわめてゆくタイプの人だと思いますが、それが宇宙に数ある世界全ての到達点というわけではありません。
精神性を高めた世界もあれば、科学技術が発達した世界もあります。芸術性に富んだ世界もあるかもしれません。それらがバランスよくブレンドされた世界もあるでしょう。
全体主義的で、画一的な世界に行きたい、なんて魂だってあるようです。(ただし、この物質地球の全体主義のような、ネガティブなことにはならない世界です。)そうした魂には、自由気ままな世界がかえって苦痛だったりするようです。
そんな、バラエティに富んだ価値観、世界がある宇宙で、光の戦士は、この地球の過酷なミッションに挑むべく手を挙げました。私たちは自らも波動を上げ、霊性を磨くと同時に、人々の波動上昇にも貢献することを期しています。それが遂げられた暁には、私たちは、前回記事で述べた至高の悦楽を得ると同時に、それぞれにとって好もしい世界、好もしい境地に行く、選択の自由がより大きく広がるのです。
そのような境地に、宇宙のすべての魂が最終的に行き着く、と、決まっているわけでもありません。宇宙はそのようにはできていないのです。私たちに等しく与えられているものは、自分の発したもの、自分の行いが自分に返ってくる、というシンプルな法則です。

大きなマイルストーンが目される今年、ますます高まる実践の大切さ
そんな素晴らしい展望が望めるミッションの過程で、今年はかなり大きなマイルストーンが訪れると目されている年です。それは喜ばしいことであると同時に、大きくフェーズを上げるということは、その過程で苦痛や困難を伴う人もいるでしょう。
その苦痛や困難は、最近しきりに預言されている大災害とは限りません。フェーズ上げに伴って抵抗波動が生じた場合に、困難となって現れるのですから、その現れ方が、特定の事態と決まっているわけではないからです。
なので、災害が起きても被災はしないが、別の困難が生じる、といった人もいるかもしれない、ということです。
そうした困難の多くは、「三大ツール」の実践と、「戻し」や「乖離」によって回避や軽減が可能です。実践の大切さが、ますます高まってくるでしょう。
油断せず、でも気を楽に持って、今年も波動を上げてゆくことをお勧めいたします。