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「空」への扉と神智学の印象

城


     


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「関連サイト」の新着記事のお知らせ、感謝の祈りの追加のお知らせ 「空」への扉を開くにあたっての考察。アセンション組から見た神智学の印象







高貴なるライトワーカー、光の戦士がた、いかがお過ごしでしょうか。


今回は、前回記事の続きですが、その前にお知らせです。


予告しておりました「地球マカバ瞑想」の短縮バージョンをアップいたしました。
前半部分を短くしたものです。後半部分は変わりません。全体の時間としては一分で、元のバージョンの約半分です。


※なお、前半のマカバの面が白くなっては消える箇所で、点滅のスピードが若干早くなっています。ごく短い箇所ですし、刺激的というほどではないですが、苦手な方は元のバーションをご利用ください。

https://spiritual-ascension.jimdofree.com/tools-and-methods/merkabah/new-version/




短縮バージョンを作るのは、緊急時のためもあります。


目下、世界全体からネガティブ想念の沸き上がりが加速されています。この状況は今後しばらく続き、より規模を拡大し、うねりを増していくと予想されます。その波動自体も脅威ですし、物質世界的な事象として現れもします。
災害や戦争などはもちろん、人間関係のストレスで落ち込むときなども、ネガティブ波動に引き込まれるリスクのある緊急時です。
地球マカバのイメージは、多大なうねりに翻弄されそうになった時に、波動を高度に安定させるのに役立ちます。


ただ、緊急時というのはストレス状態にあるので、普段訓練してる人であっても、イメージがぼやけてしまうことがあります。
そうしたことも踏まえ、「地球マカバ」の動画を複数バージョン作っております。特に緊急時には、瞬時にイメージすることが求められますので、短縮バージョンを作っています。



最終的には後半部分のみのバージョンも作ろうかなあ・・などと考えております。今のうちは前半部分も含めたバージョンで、イメージを強化させていくことをお勧めします。それ以上に短いものは、静止画像があるのでそちらをご利用いただければいいかと思っています。





それと、祈りの文言も追加いたしました。今回は「火の神への感謝」です。

https://mantra-ascension.jimdofree.com/gratitude/

感謝の祈りも、スピリチュアルの基本中の基本であるのはもちろん、今後予想される事態に備えるものです。順次追加していく予定です。






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「空」への扉






さて、先日、「関連サイト」の方のブログを更新しましたが、お読みいただけたでしょうか。


「空(くう)、ゼロポイントエネルギー」
https://spiritual-ascension.jimdofree.com/2023-04-09/



本記事でも「空」に触れますので、上記記事をお読みいただいたうえで読むと、より分かり易いかと思います。

(ん? 「空」の話の続き? 前回記事の続きじゃないの? とお思いでしょうが・・そのうち繋がりますからご安心ください。)




他のサイト発信者同様、私も「いいね!」にカウントが付くと、励みになります。でも、「関連サイト」は、昨今ほぼ無反応のFacebook「いいね」以外には、カウント数がつく表示が無いんですよね。
なのでせめてもの反応を見ようと思うと、記事の更新を知らせるツイートの側に付く「いいね」くらいしかありません。私が「関連サイト」のブログをあまり更新する気が起きないのは、そのせいもあるんですが・・。



で、それが現時点で4個です。普通に考えれば僅かさに寂しい気持ちになってしまう数ですが・・今回に関しては、私はちょっと感心してしまいました。



この「空」というテーマは、これまでも、旧ブログの時代から時折書いてきたテーマなのですが、正直言って、発信しても手応えを感じたことはありませんでした。




以前、あるネット知人のスピリチュアリストが、スピリチュアル陰謀論にハマってしまい、どうにも救いようがなく疎遠になった話を書きましたが・・、

この方は、ネット上のつながりではありましたが親切にしてもらったことがあり、またスピリチュアルに限らない幅広い見識をお持ちの方で、情報発信を参考にしたりもしていたのでした。
(これまでも書いてきましたが、スピリチュアル陰謀論にハマるタイプにはこうした知的な方も少なくありません。)


そんな方との間で、ある時、「空」が話題になったことがありました。
何がきっかけか忘れましたが、私も滅多に「空」を話題にしたりしないので、やはりその方が高い知見をお持ちのスピリチュアリストだと思えばこそだっただろうと思います。説明すれば当然のように分かってもらえる、といった気持ちでした。
それに対して「分かってますよ。こういうことでしょう?」的なレスポンスが来たのですが・・・。その内容からは全く理解していないことが見て取れて、一驚した覚えがあります。




また、例の、私を長年悩ませている憑依霊氏ですが、この方も知的なスピリチュアリストの一人です。この方に心酔していた頃、やはり「空」が話題に出たことがあります。その際に、彼がご自分のことを「「空」だ」と言ったのです。私は思わず「え?」と聞き返してしまいました。
しかし返事は同じで、彼はご自分が「空」の境地にあるという意味のことを、はっきりと言ったのでした。

私は内心呆気にとられると同時に、疑問符が浮かびました。言葉にするなら「なぜこの人はご自分が「空」だと思っているのか?」ということです。

上記の記事にも書いたとおり、「空」はエネルギー状態なので、もし「空」の人がそこにいれば、波動の奴隷である私に分からないはずがないからです。この話は旧ブログでも触れたことがありますが、そのくらい強い印象を受けた出来事でした。

その時点で心酔から覚めればいいものを、引き続き心酔していた私も私だ・・と今は思うのですが・・・幻惑の波動恐るべし・・・
(最近気がついたのですが、この幻惑の想念波動というやつ、私はその人の波動レベルが関係していると思っていたのですが、必ずしもそうではないようです。この件はまたカルマ寄越しのテーマで考察したいと思っています。)






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霊性開発のうえで必須の英知






もちろん、いずれの場合でも、私は口に出してそんなことは言いません。言えば相手が気分を害するだけですから。

というのも、「空」を分かっていない人には、「分かっていないということを分かる」ことが、不可能に近いからです。こればかりは、ご本人が霊性開発によってフェーズを上げる以外にはありません。



もちろん、当の私自身も、上位フェーズには、まだ分からない領域が広がっています。
この、「「分かる」/「まだ分からない」ことを「分かる」こと」──すなわち自分の「英知」の段階を俯瞰できること──が、霊性開発のうえで最大かつ必須の能力であるということを、私自身痛感しています。(これは別に卑下とか謙遜とかではありません。卑下や謙遜は、自己の客観視とは真逆と言っていいものです。)





そんな、分かってもらうだけでも困難なテーマの記事に4つの「いいね!」が付いたことに、私はいつにない興味を覚えました。もっとも私の勝手な期待かもしれませんが・・・何かしらの意欲を覚えた方がいたのだろうか・・と、思いめぐらしたりしました。





「空」にも段階があると申しましたが、私の認識では、五井先生の言うところの「空」に到達した人は、地球人類史上、せいぜい数人程度か、どんなに多くても十数人といったところだろうと思います。全体として非常に僅かであるばかりか、市井に生きた人はさらに僅かだと思います。





段階と言えば、最近になって思うのですが、上述の憑依霊氏の「自分は空」発言も、もしかしたら、ご本人においては真実かもしれません。
この方は仏教系のスピリチュアリストと思われるのですが、そう言えば以前読んだ仏教系の方の本に、空が比較的簡単にいたれる境地であるかのような記述がありました。

この種の仏教的な修行者の多くが理解している「空」は、かなり観念的な段階ではないかと思います。つまり、空という領域の扉をノックしたか、開けてみたか、という段階ですね。それも空と言えば、そうかもしれないとは思うのですが・・・



ただ、読者の方に目指していただきたい「空」とは、そのような段階のものではありません。

「その領域の扉をノックした、開けてみた」と書くと、割と簡単に至れる境地のように思うのかもしれませんが、

仮にノックした扉のすぐ先に「空」があったとしても、そこにいきなり入り込んだら──つまりいきなりその段階に入ったら、その人自身の肉体が崩壊してしまうような領域ではあるのです。




だからこそ、これまでほとんどの人には不可能であったとは思うのです。
が・・・、だからといって、恐れてほしくはないのです。少なくとも、私のレクチャーについてきて下さっているような方にはですね。






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地球人ならではのスピリチュアル体系






さて、ここから前回の記事の続きになるのですが、

前回記事では、神智学について触れ、私自身は、興味深いと思う一方、深く追究するつもりはなく、一般の人向けの著書を読んだだけだと申しました。


私が読んだのはほんの数冊程度でしかありませんが、最初に出会った本の著者は日本人で、神智学に触れるきっかけだった方です。
私はこの方と一度だけ面識があります。随分以前の話ですが、私らの棲む地域に、講演に来てくれたことがあるのです。高学歴を鼻にかけることもなく、謙虚で優しい方という印象が残っています。



先日、その方のサイトを見かけました。写真も挙がっていましたが、もちろん当時よりお年を召しておられるものの、人柄がよさそうな印象は変わりません。
ちょっと驚いたのが、シュタイナー博士に似てる気がしたことです。ソックリなわけではないですが、顔のタイプというか印象として・・・。もしかしたらシュタイナー博士の生まれ変わりとか? ・・なんて、思ってしまいました。シュタイナーの著書からも、人柄が伝わってくるような優しい印象を受けますので、そこが似てるのかな・・。もちろん私の個人的な妄想というだけですが。




話を戻しますと、私が神智学をそこまで深く学ぶ気がない理由として、生え抜きの地球人向けの研究だと思うからだ、とも述べましたね。

そう思う理由はいくつかありますが、代表的な一つは、私の読み落としでなければ、アセンションや、近い将来起きるとされるイベントについての言及がないことです。もちろん地球人類の霊性の進化について述べられているのですが、非常に長いスパンで考えられているようです。
あと、ワンダラーを始めとする、スターシード系のアセンション・サポーターについての言及もありませんし。
要するに、われわれとは別のタイムラインを進んでいるように見受けられるのですね。




ただ、これも再度断っておきたいのですが、だからといって、スピリチュアル的に遅れているとかいうことではありません。ざっと通読しただけでも、壮大な神観が詳細かつ整然と語られており、感銘を受けます。この精緻さは、生え抜きの地球人ならではのようにも思います。



またいつかの記事で書こうと思っているのですが、私は生え抜きの地球人にも敬意を抱いています。すべての人に敬意を抱いているわけではないのですが、中で優れた資質をお持ちの方々がいると思っています。


一般にスピリチュアル界では、スターシードが地球人より秀でていると思われがちですが、スターシードだからというだけで、必ずしもそうとは言い難いという気がしています。



これまでは、 スターシード系/生え抜きの地球人 というカテゴリーで分けた上での考察が多かったですが・・
最近では、スターシードであれ生え抜きの地球人であれ、集団的な人達には集団的な人達に共通するものがあり、その一方で、集団的でない地球人については、集団的でないスターシードと相通じるものがある、と思うようになりました。

この点、  

地球人/スターシード
というくくりとは別の、

集団的な人/そうでない人
という切り口で、いつかまた考察をしてみたいと思っています。

(※因みに終末思想の項などで触れてきた選民意識ですが、ご本人がどうお思いにせよ、いつまでも手放せないようなら、集団的タイプということになるでしょう。他者と自己を比較して優越感を抱く心理は、集団的タイプに強く見られるものです。)



ともあれ、私が生え抜きの地球人の人達を一括りにして、スターシードより遅れていると思っているわけではない、ということは、断っておきたいと思います。






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神智学の興味深さ






さて、神智学の興味深さについて、一つ端的な点を挙げてみたいと思います。

五井先生の代表的著書に、『神と人間』があります。私が本当の意味でのスピリチュアルに出会った記念すべき本であり、バイブルの一つですが、そこに、宇宙の構造というか神観というものが、簡略ではありますが解説されています。

それと上記の神智学の本とでは、誰もが気づく違いがあります。五井先生の著書の神観、宇宙観の説明が、とにかく簡明で分かり易いということです。一方の神智学は、詳細で、難解な印象を受けます。



私はこの違いは、五井先生が高度なワンダラーであることに由来していると思います。彼は「実際ご自分が見聞きしたことを書いている」のです。言わば写生です。実体験に基づく説明なので、簡潔で具体的なのでしょう。
かといって初歩的な内容というのでもなく、神智学を凌駕する領域のことも、体験的に知っている印象があります。



両者の違いは、同じことを簡潔に書くか詳細に書くか、といった違いではなく、根本的に見方が異なっていることに、読んでいるうちに気づかされます。


例えて言うなら、ガソリン車と電気自動車の違いみたいな感じでしょうか。
ガソリン車は部品点数が約十万点あり、機構も複雑です。対して電気自動車の部品数はその十分の一程度しかなく、構造的にもガソリン車ほど複雑ではありません。でも、ガソリン車をより簡略に要約したものが電気自動車、なわけではないですよね。外観は同じでも中身はそれぞれ別の機構です。

それとか、医学なんかも例として分かり易いでしょうか。近代医学や医療技術の進歩は目覚ましいですが、上位次元ではさらに進歩しているかというと、そうではなくて、医学自体が無いんですよね。病気も老いもないから医学もない。そもそも健康という概念すらない。




何が言いたいかと言いますと、五井先生の語る神観が簡潔だからといって、別に神智学を要約しているわけではないということです。本質的なところで違いがあるんですね。
そういうことも思いながら読むと、それぞれの著書それぞれに、味わい深いものがあったりします。
私はワンダラーなので五井先生の本が読みやすいのですが、生え抜きの地球人特有の複雑さにも興味を持ちます。




工業にしても医療にしても、技術というものは、必要がなくなれば失われていきます。
しかし、技術は失われたとしても、それに携わり、究めた人達の、その転生の記憶は、それに応じた奥行や精妙さをその魂に与えます。無意味なわけではないのです。
神智学にも似た匂いを感じます。地球には地球の、この惑星ならではの学びというものがあるのですね。それが無ければニューエイジと呼ばれる集団スターシードが、大挙してこの時期のこの惑星にやって来ることもないでしょうし。その意味では、生え抜きの地球人だけでなく、集団スターシード向けでもあるかもしれないですね。






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神智学上の性概念について






と、いったことを踏まえまして、前回、神智学には男性優位の思想があるようだ、と申しました、その点について語っていこうと思います。

・・・と、思ったのですが、続きは次回にいたします。実はもう少し先まで書いてはあるんですが、長すぎると読みづらいと思うので、いったんここで区切りといたします。



ただ、ここまでの話は、特に「空」についての考察は頭に置いておいてください。ここを省略すると、続きが面白くなりません。




いずれにしても、これは別にジェンダー差別についての評論ではなく、スピリチュアル的な考察であり、他の記事同様、皆様にアセンション・メソッドへと方向づける思考を持っていただくことを目しています。

ということで、私も腰を据えてじっくり考察するつもりでおります。次回まで、本稿をゆっくりお読みになっておいてくださいね。



(※ちなみに神智学は複雑かつ壮大な研究体系であり、ここで取り上げるのは今回のテーマに沿った点だけですので、あらかじめご承知ください)













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