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 経済という仕組みがネガティブなのではない。経済を欲望と支配のよすがとしている者たちがネガティブなのである。線形波動域がもたらす財と富は本質的に幻想であり、あなたにとって多大なツケともなりうる







光の皆様、いかがお過ごしですか? 


私はと言いますと、今年に入ってからとにかく多忙で、ブログ記事を書くようなゆとりが無いままでした。同時瞑想予定の記事だけは書いておかなければと思ってUPしておいたのですが、丁寧にお読みくださった方もいれば、予定をざっと見ただけの方もいるかもしれません。


私自身は昨年の記事を日付以外コピペした・・ってわけじゃなくて、全文推敲し書き直していますので、一通りお読みいただければ幸いです。




同時瞑想と言えば、ネットで「同時瞑想」でググったら、他のキーワード候補として「同時瞑想 危険」と出てきました。


確かに同時瞑想は、やたらにやると危険な面があります。当ブログでも以前書きましたが、同時瞑想の大半は、危険なものでなければ実効性のあるレベルに達していず、波動的な影響があるレベルであれば危険なものが多いようです。



というのも同時瞑想は一種の神事で、波動を揺さぶる効果の大きさに比例して抵抗波動が必ず生じますし、参加者の中に眠っているネガティブな想念も沸き上がるからです。主催者はこれらを受けるし、憑依されるリスクもありますので、主催するならそのつもりで臨まないといけません。もちろん受けきれなければ参加者にも良い影響はありません。
単なるタイミング合わせとしか思ってない人はもちろん、波動がそこそこ高い程度のスピリチュアリストも軽く考えがちのようですが、危険なく実効性のあるものにするには、主催者がそれに見合うだけの波動状態に達している必要があるわけです。




それで思い出したのが、先日「祈りの会」で行われた「新年祝賀祭」です(現在はインターネットを介しての開催)。


この会では、大きな行事の際に、五井先生からのスペシャルな恩寵をいただけることがあります。常日頃から闇波動の猛攻を受ける私も、この時ばかりは子供がお年玉を貰えるようなワクワク感がありますが、こうした際でも、肉体側でリードする人の役目は大事です。これは霊的な役目で、単なる進行役とは違います。



ちょっと意外だったのは、現会長がその場にいながら、リード役を次期会長がしたことです。現会長は多忙の身なので、その場にいないことも多いのですが、いる時は現会長がリードをしてくれるのがこれまでの常でした。


次期会長のリードは、あらかじめ決められた手順を踏んでいく進行役で、その意味ではきちんと丁寧にリードしてくれます。ただ、霊的な様子を見つつリードをするのはまだ難しいようです。


一方の現会長はと言えば、高度な霊能者なのですから、いるのであれば彼女にお願いしたいところですが、次期会長にリードを任せたことで随分解放されたご様子でした。恐らく傍らで霊的にサポートしてあげてるのでしょうが、それでも、ご自身がやるよりも負担が少ないのかもしれません。


現会長は、昨年の今頃とは変わって、可能な限り肉体にとどまってミッションを続けるつもりになってきたようです。ただ、その目は海外に向いていて、世界中を飛び回る仕事に意欲を燃やしています。



この会もこうして変わっていくのだなあ・・と思う一方で、次期会長もこれから大変だろうな・・とも思いました。彼女は「スピリチュアルなNPOの代表」としては満点の人ですが、本格的な霊的指導者に成長していくのはこれからかもしれません。それは前述の同時瞑想がそうであるように、霊的な行事を主催し続ける以上、否応なくそうなっていかざるを得ないだろうと思います。
参加者である会員さんの中には、初歩的な人も多いし、例の憑依霊氏のように、先生然としながら実は依存的な人もいますので、それらの方々から沸き上がるものを受ける立場になるわけです。



私も五井先生に甘える気持ちがまだあるのですが、彼にひとかたならぬ恩義がある身としては、いつまでも甘えていないで、こういう行事の際も次期会長を陰ながらサポートする気持ちにならないといけないのかもしれないな・・と思いました。






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2022年初頭の世界の様相






年頭に思ったことがもう一つあります。今回は以前の予告通り経済について書くつもりですが、その前提として、皆様に認識しておいてほしいことでもあります。


それは波動の降臨が極めて順調だということです。その降臨の規模も、そして降りてくる波動の周波数の高さも、いやがおうにも増してきて、昨年の今頃と比べても素晴らしくなってきています。


2020年の春分ごろ、突然アクセルが踏み込まれたように波動の降臨が加速しましたが、これは春分のエネルギーだけでなく、アセンションをけん引する上空側の高位神霊によるものだったろうと私は考えています。その勢いは衰えることなく続いてきていますが、昨年2021年冬至以降、さらにその規模・高さを増してまいりました。「世界の上昇」が、理論上ではなく、実際に遂行されようとしているのだと──それが肌で感じられるところまで来たのだと思います。


これは、皆様、常日頃からここで言っていることが、ますます重要になってくるということでもあります。つまり「あなた次第」ということです。



波動の降臨が目覚ましい一方で、闇波動の猛攻もまたすさまじくなってきています。世界の情勢を見ても、それが如実に表れていることがお分りでしょう。

しかしあなたのすぐそばに、高位の波動はあって、あなたが共振しさえすれば、素晴らしいタイムラインは間近にあるわけなのです。



私が前の記事で述べた通り、目下のところ、闇波動の傀儡が、最後の最後まで勢力を失わずにいるだろう、というタイムラインに、まだ世界全体としては留まっています。
これはアセンションする側のタイムラインの話です。アセンションしない側ではなく、する側ですら、現時点ではまだ過酷なタイムラインにいる、ということも、認識しておいた方がいいでしょう。


このタイムラインは、アセンション・タイムラインの中でも非常に過酷なものです。波動を上げれば、上げた人から、このタイムラインから乖離し、上方の、よりスムーズで快適な、そして高度なアセンションを成しうるタイムラインに乗り換えていけます。高度なタイムラインであるほど、闇波動とその傀儡は存在することが困難になり、早い段階で勢力を失っていきます。


この点もまたご本人次第ですが、しかしごく少数の人だけが高位のアセンション・タイムラインに乗り換えるとしても、大多数の人が過酷なタイムラインにいれば、それだけ困難は続きます。



困難ではあるが、しかし不可能ではない。しかもどうすればいいのかの答えは、あなたが当ブログをお読みである以上、ご存知のはずです。スピリチュアリストであっても、いまだ模索している人も多く、また知識だけの観念論の人も多いなか、あなたは答えを知っていて、やるかやらないか、ただそれだけです。そして高位の波動と共振すれば、あなたはいとも容易に高位タイムラインへと乗り換えていけるのです。



それがすべての大前提です。この大前提を知らずして、経済であっても、他のことであっても、閉塞的な世界からの脱却はありません。






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闇波動とは何か






この、私たちに苦痛や困難をもたらす闇波動は、どんなものかについても、今一度触れておきましょう。


闇波動は、「一致協力して世界を闇に陥らせる組織」というわけではありません。


闇波動はそれ自体が意思を持った、線形波動域の想念波動であり、世界のそこかしこに蔓延しています。それは意思というだけでなく、高い知能を持ち、狡猾で巧妙に、人の心を操ります。



その闇波動に操られる人を当ブログでは傀儡と呼びます。闇波動は、操れる人間は誰でも操ります。つまり人は本来、闇波動の人と光波動の人に分かれているわけではありません。どちらに強く共振してしまっているかです。良心的なスピリチュアリストですら闇波動に与してしまうことがあるのも、彼らの幻惑がいかに強いかの表われでしょう。



彼ら闇の傀儡の所業といえば、独裁的・全体主義的、というのが定番のようですが、彼ら自身は別にワンネスではなく、むしろそれぞれが分離した想念を持っています。


彼らが組織を作りたがるのは、支配欲が強いからで、同志愛が強いからではありません。そうでなければ、他者を支配したり苦痛を与えたりすれば、やがては必ず自分に返ってくるのに、それを続けようとするわけがありません。

ただしそのネガティブな想念波動という点で一致しているので、類似したふるまいをします。つまり同類ではあるのですが、同胞ではないわけなのです。ですから、何か不都合があればバラバラになります。そしてまた機会があれば寄り集まります。それはそれによって勢力を強めるためです。ですが何かあればまたバラバラに。闇波動とその傀儡である限り、それを果てしなく繰り返します。




彼らのもう一つの特徴は、一見そう見えなくても、実質は非常に孤独だということです。この点はまた次回以降にお話ししたいと思います。



闇波動はまた、線形波動でもあります。当ブログでは、この呼び名に明快な線引きはしていませんが──、区別としては、線形波動とはこの物質世界全体、つまりゼロサムであり、限界のある、現状のこの世界のことを、そして闇波動は、線形波動の中でも特に波動レベルが低い、文字通り闇の波動域、という風に、ざっくり呼び分けています。






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経済とは何かについて






さて、皆様の中には、経済および財と富というテーマについて、待ちわびていた方もいらっしゃるかもしれません。


ですが今一度断っておきますと、このテーマはあなたをお金持ちにするためのテーマではありません。(もっとも本質的な意味ではそうかもしれませんが。)私がここまで長々と前置きを書いたのは、ゆえあってのことですので、念頭に置いておいてくださいね。




そもそも私がこのテーマを今一度取り上げようと思ったのは、他でもありません。スピリチュアル陰謀論と言えるものが、多くのスピリチュアリストに蔓延しているらしいことに気づいたからです。中でも「NESARA」について考察いたしましたね。


NESARAの情報は、具体的な点ではさまざまです。「一人につき6億円支給」なんて話が出てくるかと思えば、数千万円と書いてる人もいますし、かと思えばベーシックインカムの施行とか、まちまちですが・・。



いずれにしても、共通しているのは、「経済という仕組みがもたらす、閉塞的状況からの脱却」です。






まず、ベーシックインカムについて触れておきましょう。このシステムは、NESARAと関係なく随分昔から提唱されていて、いまだに実現していないものです。老若男女、また職があるなしなど、条件を一切問わず、人々に一定額を支給する、という仕組みです。


この仕組みを提唱する人は、それによって、人々は失業の恐怖におびえることなく、自分の夢に専念できたり、好きな仕事をすることができる・・・と言っています。その一方で、財源はどうするのか、とか、そんな仕組みができたら、みんな怠けて働かなくなってしまうではないか・・という批判があります。



私は実はかつてはこの仕組みの提唱者に賛同していました。・・が、今はかなり懐疑的です。


それは、これに関するあるTV討論を見たからです。そこで登場したベーシックインカムの提唱者は、ある人は学者で、ある人はIT分野の最先端で働く人でした。彼らは大変優秀で、しかも十分に裕福です。いわく、「自分は今時点で、遊んで暮らせるほどの富を持っているが、それでも日夜骨身を惜しまず働いている。」 つまり、財力と労働意欲は関係がないと言っているわけです。


ですが私はそれを聞いて、ベーシックインカムに懐疑的な思いを抱きました。彼らは「自分は裕福であっても仕事熱心だ。だから他の人もそうだろう」というのですが、本当でしょうか。・・・と、いってる私自身も、かつては彼の言い分と同じ考えでしたが、あらためて考えてみる必要がありそうです。



そもそも彼らが熱心にいそしんでいる仕事は、「好きな仕事」だと思います。好きだから熱心になれるのです。


が、仕事というものは、いろいろな種類がありますよね。そして多くの場合、人気のある仕事と、人気のない仕事があります。もしも、どんな仕事でも選べるとしたら、いわゆる3Kと呼ばれる仕事を選ぶ人はどのくらいいるでしょう?



ゲームが好きな人は、ゲーマーを夢見ますし、政治家になりたい人もいるし、学者になりたい人もいるし、アスリートになりたい人もいるけど、ゴミ収集の職員とか、過重な労働とか、汚水の中に入って清掃する仕事とかを夢見る人はいるでしょうか? 


どんな仕事でも選べる社会であっても、そうした仕事は絶対に誰かがやらなければなりませんよね。アスリートがいなくても世の中が困ることはないけど、清掃員がいなくなったら困りますね。


好き好んでないとしても、誰かがやらなければならない仕事を誰かがやっています。この物質世界では、なくてはならない仕事というのがあって、それは大抵の場合、「キツイ・汚い・危険」の全部か、いずれかです。ベーシックインカムで生活できるとしたら、それをあえて選ぶ人はどのくらいいるのか・・と考えずにはいられません。



「自分はお金持ちだけど、仕事を熱心に続けている。だから生活に困らなくても皆も働くはず」というのも、考えたらおかしな理屈です。だいいちにその人は好きな仕事だから熱心にやっているのであって、だれもが嫌がるような仕事をやっているわけではないのに、「仕事」でひとくくりにしています。それに、世の中には遊んで暮らしたい人や、ゴロゴロ怠けていたい人も沢山いそうなのに、「自分は働いている。だからみんなも働く」という論法も、ずいぶん乱暴です。



「だからね、3Kの仕事にはそれなりの高い報酬を設定すればいいんだよ。」という声も出そうですが、それは結局のところ「好きでもない仕事をお金のためにする人が存在する社会」である点で、現状と変わりないことになります。それに「生活できるレベルの基本手当」がある社会で、好きでない仕事をしてもらうためには、よほど高い報酬でなければ、やる人は少ないでしょう。



といっても私は、ベーシックインカムそれ自体を、否定するわけではないのです。ただ、今の状況でそれを施行するには、多くの課題がありすぎ、社会全体としてその基本的な部分をクリアしないことには、現実性を帯びてこないと思うのです。






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もしも富の再配分で、全員がお金持ちになったら・・






NESARAのもう一つの話、信奉者が最も期待する情報が、「富の再配分」です。それもただの再配分じゃありません。一人当たり数億円というんですからね。

数千万円と書いてる人もいますが、お金に困らなくなるという点では同じでしょう。数千万円で、将来に渡ってお金に困らなくなるとは思えませんが・・その人のイメージとしてはそうなのでしょう。



このように情報がまちまちなのは、恐らく、その発信者のイメージとして「どのくらいあってほしいか」という思いが強く作用しているのではないかという感じがします。



いずれにしても彼らは、経済という仕組みによって、格差が生じていることや、経済という仕組みのお陰で、日夜健康を害してまで働かなければならないことに、ウンザリしており、そこから脱却するためには、平等に富が与えられるしかないと思っているようです。




では、人々に平等に富が与えられたら、社会はどうなるのでしょう? 




イメージしてみてください。

ある日、あなたの預金口座に、数千万円が振り込まれます。これはどうしたことかと思っていたら、自分だけでなく、家族も、友人も、親戚も、近所の人も、全員に一律に数千万円が振り込まれているとわかります。そしてそれが毎月続くことが発表されます。NESARAが施行されたのです。使い切れないほどの富があなたの元に、降ってわいたようにもたらされます。



あなたは喜びます。「やった! これでもう経済という呪縛から解放されたのだ!」と思うでしょう。


好きなものを買ったり、家を建てたり、旅行に行ったり・・・。夢見てきたこと・・もうそれは夢ではないんだ・・・と。


あなたはさっそく家を建てようと思い、建築会社に連絡します。しかし他にもそういう人は大勢いるので、すぐには無理だと言われます。そこで旅行に行こうとしますが、こちらも順番待ちとなります。それではと、好きなものを買いに出かけますが、ここでも大勢の人がたくさんのものを買い込んでいて、品薄です。


あなたは思います。「まあ、今はみんな沸き立っているけど、そのうち収まるだろう」と。


しかし、やがて人々は気づきます。建築会社も、航空会社も、製品を作る人たちも、サービス業の人も、みんなお金持ち、みんな富豪です。ですから、お金を得るために働く必要がありません。建築会社の人も、一人ひとりが全員大富豪なわけですから、あえて誰かのために家を建ててあげる必要がないですよね。旅客機だって、どうしても沢山の人に乗ってもらう必要もなくなります。みんなそうなります。そうなったら、お金に意味があるでしょうか?




そうです、全員が富を得るということは、富というものが、意味を成さなくなることなのだ、とあなたは気づくのです。



これはつまり、貨幣経済というものがなくなってしまったも同然の世界です。




貨幣経済がない世界といえば、高位の次元世界を、思い浮かべる方もいるかもしれません。確かにアセンションした先の世界に、貨幣経済はありません。それでいて、その世界は繁栄し、高度な文明を有しています。


「でしょう? 素晴らしい世界じゃないですか?」とあなたは思うかもしれません。しかし──ちょっと待ってください。



では、今のこの物質世界で、この次元において貨幣経済がなくなることが、人類の繁栄となるのでしょうか? 






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貨幣経済がないからって、高位の世界とは限らない






ここで考えてみてください。貨幣経済がない世界といえば、高位の次元の世界もそうですが、太古の時代、人類の黎明期にも、貨幣経済などなかったわけですね。その世界では、どんなことが起きていたでしょう? 



まず、ほしいものを得るためにやれることは、略奪です。他者から奪うことですね。これは動物の世界を見ればわかりますね。彼らは食べものを得る際に、自分が持っているものと他者のものを交換することもしないし、開拓も開墾もしません。植物をとったり、ほかの生き物を襲ったりして生活しています。人類も最初はそれに近かったわけです。


もう少し時代が進むと、自分の持ってる物と人の物を交換することを覚えます。それでも、他者から奪う者がいなくなるわけではなく、武力や暴力で略奪する人たちや、力で押さえつけ、支配する人がいて、その力は強大になっていきます。


貨幣経済という仕組みが、そこに一石を投じます。


まず、この仕組みがあれば、物々交換より、はるかに自分の欲しいものを入手しやすくなります。物々交換では、自分の欲しい物を持っている人が、自分が持っている物を欲しがるとは限りませんが、そこに貨幣が介在すれば、そのジレンマがなくなりますよね。その点で合理的な仕組みです。



そして、経済という仕組みによって、武力や暴力による直接的な力の支配ではなく、一生懸命働けば、何がしかの自由や平等を得られるチャンスもできてきたわけなのです。



「そう言うが、実際、財力によって富裕層が人を支配したり、搾取したりしているではないか」と思う人は多いでしょう。



しかしそれは、経済という仕組みの本質ではありません。



貨幣経済を最初に思い付いた人は、搾取のために思い付いたわけではなく、上述のように、物々交換よりもはるかに合理的な仕組みとして編み出したわけなのであり、これによって人々の生活が格段に向上したのは事実です。


しかし、それを、闇波動とその傀儡が、人々を支配するためのよすがとして悪用するようになったのです。




ここで押さえておきたい点は、闇波動の最大の特徴は、「利用できるものは何でも利用する」ということです。




たとえば、腕力だって、それ自体が悪いものではありません。腕力がある人が、悪いことをするとは限りません。技術力が大きな力を発揮するとしたって、それが良いことに使われもすれば、武力や暴力に使われもします。経済も同じなのです。




私たちの多くは、貨幣経済という仕組みを、欲望の仕組みのように捉えています。しかしそうではありません。本来なら、正常に機能すれば人々を豊かに平等にしてくれる仕組みともなりえたものを、闇波動の傀儡が、支配と抑圧のよすがとして悪用しているので、そう見えているだけなのです。




皆様、ここが大事な点なのです。


高位次元では、貨幣経済という仕組みはありません。それでいて太古の物質世界のような武力や暴力による支配もありません。誰もが好きな仕事をし、学びたい人は学ぶし、休みたい人は休むこともあるでしょう。誰かもが嫌がる3Kの仕事もありません(あえて挙げるとしたら、下位次元に赴いて清掃人の役割を担うワンダラーくらいでしょう)。


なぜなら高位次元の世界には、老いも病気もないし、栄養は光で摂るので、排泄も不要でしょう。エネルギーは無限で、形あるものにも変えられるし、形のないものにも還元できます。完全な循環型社会では、廃棄物の問題もないことでしょう。つまり、この物質世界ではネックとなっている問題がないのです。


そんな世界だからこそ、貨幣経済など必要がなくなるのです。これは、社会システムが未成熟で貨幣経済がない世界とは、まったく違うことです。



つまり、「貨幣経済がなくなりさえすれば、人は平等になる」というのではありません。目下の「線形波動が幅を利かせている世界」を脱却しない限り、仮に貨幣経済がなくなっても、それはアセンションとは全く関係がないどころか、さらなる暴力的で混乱した状況を招くだけです。この状況を収束させるためには、すさまじいインフレによって、もたらされた富の価値が急落するくらいしかないでしょう。つまりは元の木阿弥ということです。




このように、問題は線形波動世界であることにあり、経済にあるわけではありません。






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線形波動は必ず見返りを求めてくる






それでも、あくまでNESARAを信奉したい人は、こんな風に思うかもしれません。
「なるほど、全員が大富豪になってしまうと不都合なようだ。じゃあ、数千万円くらいだったらいいんじゃない?」


しかし、それであっても、経済という仕組みが閉塞的に作用している現状は変わりません。「持てる者と、持たざる者がいなければ、機能しない社会」であることに、変わりはないのです。



線形波動世界の、もう一つの問題は、ゼロサムであることです。ゼロサムであるとは、有限だということです。有限な中で、人にあげたりもらったり、奪ったり奪われたりと、やり取りを繰り返しているのです。


闇波動とその傀儡は、世界が有限だと思っています。そうでなければ人から奪おうとするわけがありません。宇宙が無限の供給であるとは、ついぞ信じていないのです。そして人々にもそう思わせようとし、それは今のところ成功しています。




スピリチュアル陰謀論者によるNESARAの発信も、こうした有限の想念に基づいています。
私はこれがガセである可能性は99%以上と思いますが、もしも事実だとして、どれほど多くの富がもたらされても、それはすべて闇波動がもたらす「ほどこし」であり、「ツケ」でしかありません。



こうした領域から富を享受しますと、闇波動に多大な「見返り」を要求されるのです。それは、肉体レベルでは目に見えなくとも、波動的にはそうなってしまい、闇波動の支配下に置かれてしまうことにもなります。闇波動に何かを貰った場合、「見返り」を要求されないことなど、ありません。



それに対し、上位次元の世界では、宇宙の本質からの供給は無限ですので、何かを供給されたからといって、見返りを要求されることはないのです。




そんな次第で、一口に「経済のない世界」といっても、それが線形波動の世界か、非線形の世界かで、文字通り天と地ほどに違うのです。






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線形なのか非線形なのか、重要なのはその点






分かっておくべきことは、あなたが財と富をもたらされるとして、それが「いくらなのか」は、それほど重要ではないということです。線形と非線形、どちらの領域からもたらされるものであるかが、何よりも重要なのです。




経済という仕組みを考えるとき、まず大事なのは、経済が、本来は闇波動による支配のよすがでも、欲望の仕組みでもなかった、ということです。



この物質世界で、肉体があるように、経済という媒介物があるということです。
いずれ、アセンションすれば肉体が消えるように、貨幣経済も消えてしまうでしょう。が、だからといって不浄のものであるというわけではないのです。
ただし、極めて鋭敏に、その人の想念を反映する媒介物であることも、押さえておきたい大事な点です。




いずれにしてもあなた次第──あなたの波動状態、想念が、あなたにもたらされるものを決定づけます。




次回以降、さらに踏み込んで考察していきたいと思います。













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