

戦争タイムラインから自らを引き離し、それによって世界のタイムラインを戦争から引き離す。本来は闇のシステムというわけではない経済を、本来の姿にシフトさせる。いずれも、待っていれば自然に降ってくることではなく、私たち一人一人が、自分の場においてなすべきこと
光の皆様、いかがお過ごしですか?
私は非常に多忙で、ブログ記事が手につかない日々が続いておりました。空き時間があれば書けるというものでもなく、かなりな波動の照準が必要なのです。しかし上昇する世界の波動と共振するように、当ブログの記事が発する波動も増しておりますので、記事の内容と共に波動もお楽しみいただければと存じます。
さて、ようやく書ける状態になり、下書きをしたためていたのですが、アップしようと思いましたら、システム障害でアクセスできなくなりました。
海外からDDos攻撃をうけてダウンしたそうです。さきほど復旧したので、こうして更新できるようになりました。
アセンションを目指すスピリチュアリストの方なら、今世界を騒然とさせている事変を「対岸の火事」と思っている人はいないでしょう。当ブログでも以前から危惧していた事態です。
そしてまた、当ブログの主旨を理解し実践している方は、「世界平和の祈り」と共に、「戦争想念波動の戻しのマントラ」にも励んでおられるのでは、と思います。
以前も書きましたように、この二つはコインの表と裏です。「世界平和──」が基本のマントラであり、「戦争想念の戻し」がそれを背後から補強します。
ことに「戻しのマントラ」は、この事態に限らず、あらゆる戦争・紛争を引き起こす想念波動から自らを解放し、戦争に巻き込まれるタイムラインから乖離させるためのものです。戦争想念から乖離する人が一人でも増えれば、それだけ世界のタイムラインも戦争から乖離していくことになります。
アセンションに至る過程でネガティブ想念が噴き出し、現象化する事態を、当ブログでは「現れ」と呼びます。戦争は「現れ」の中でも、それによって世界が浄化するということがない、最も忌むべき事態と言えます。仮に戦争で学びを得るとするなら、「戦争しているうちはアセンションできない」ということだけ。戦争は憎悪を連鎖的に増幅させるばかりで、それがフェーズ上昇の足掛かりになることはほとんど期待できません。
ですから「波動的に無関係になる」ことが最善の策と言えます。上記の二大ツールの活用は、その為の強力なメソッドなのです。
なお、ここで言う「波動的に無関係」というのは、「被害を受けている人に同情したりしないで、知らん顔している」ことではありません。「戦争想念に波動的に共振しない」ことです。このメカニズムは、これまでも何度となく述べてきましたので、分からない方は過去記事から読み返してみてください。
肉体行動としては、私たちにできることはあまり多くはないかもしれません。しかし波動的には、最も効果的なことが、私たちスピリチュアリストにはできます。
私たち一人一人が、戦争想念波動という極めて低い波動から自らを乖離させ、より高度な波動と共振すれば、世界に降り注ぐ高度な波動を、より多くこの地上に降ろすことができます。なぜなら、上空側の高位神霊がたが、どれほど多くの光を降り注いでも、地上にいる私達が共振し、それを享受しない限り、この世界に光が降りてくることはないからです。
高度な振動数の波動が増加すればするほど、闇の想念波動が勢力を弱めていきます。一見迂遠な方法に見えるかもしれませんが、これほど強力で確実な方法はないのです。
現に、かつては同じやり口で許されてきた暴挙に、今は世界中が総スカンしています。これも世界の波動が上昇しているからこそなのです。──つまり、これも現れなのです。世界は波動が描き出す──まさに波動が描き出すものを、私達は目の当たりにしているのです。
順序として、「世界平和の祈り」がまず何よりの基本となります。一定以上の期間、唱え続けている方は、知らず知らずご自分の周波数が高まっています。高まったところで「戻しのマントラ」を唱えますと、その威力が発揮されてまいります。
つまり、「戻しのマント」の威力は、波動が一定以上に高い方にとっては絶大ですが、何よりもまず「世界平和の祈り」をたゆみなく続けていることが前提です。
大事なのは、それが祈りであり、マントラであることです。このあと解説しますが、声に出す、出さないに関わらず、「あなたの脳が、それを明確に言葉として発する」ことが重要なのです。これは皆様によく認識していただきたいことです。
※「世界平和の祈り」は、「関連サイト」の「ツールとメソッド」に、「戦争想念波動の戻し」は当ブログのカテゴリー「マントラ」にあります。

「明確に言葉にする」というメソッドの重要性
前回記事で、水を想い、水に感謝することを提案いたしました。
前回の記事のあと、嵐の後の濁流のような水が私にかかってきて、この対処法は失敗だったかと思いました。「水でもダメだったか・・」と。
でもしばらくして、汚染された波動を洗浄したことによって濁ったと考えられることに気づきました。水による洗浄はそれなりに功を奏するようです。
──恐らくお気づきでない方が大半と思いますが、これは新しい試みなのです。
何しろ、地球のアセンション自体が新しい試みなのです。惑星ルシファーでのアセンションの失敗は、高位神霊が干渉せず──、つまり一切の援助を行わなかったことも起因しています。それによって惑星ルシファーのカルマは地球へとキャリーオーバーされ、非常に重いレベルからの困難なアセンションとなっています。
この事態を高位神霊がたが予測できなかったはずもなく、いわゆる「壮大なる実験」なのであろうと思われます。
つまり地球では、通常のアセンションでなら十分だったであろうメソッドが──「神を想って流れに任せていけばよい」とか「やるべきことは自然に分かるから、それに従って行動すればいい」といったメソッドが──うまく機能しないのです。
ところで、この特殊な事情により、物質地球では、さまざまな創造が生まれています。何しろ、極端に低い波動域の人たちがいる一方で、極端に高い選りすぐりの魂たちが、応援のためにやってきているのですから、それらが化学反応を起こすのです。いにしえの偉人が遺してきたさまざまな創造の中でも、芸術表現などは特に素晴らしいですね。
そんな、素晴らしい創造がなされている中で、なぜかアセンション・メソッドに関しては、メソッドというものの必要性があまり認識されていません。いまだ多くのスピリチュアリストが、アセンションを認識しながらも、地球の波動が上昇すれば、その波に乗って自然にアセンションしていけると思っているようです。
しかし現状を見れば、それが極めて困難であることは明らかです。
「アセンションとは、アセンションする波動との周波数同期」というシンプルなメカニズムによってなされると申しました。これはまた絶対的な法則でもあり、いくら意識を向けていても、その人が持っている周波数が、アセンションの波動と共振しなければ叶いません。
その、周波数の上昇が、ただ自然に任せているだけでは不可能に近いのです。なぜなら、今のところ優勢である極めて低い周波数に、常に引っ張られているからです。
言ってみれば、ドロドロの汚水の中に私たちは浸かっているのです。またいつか書こうと思っていますが、たとえばチャクラにしたって、やたらに開くと汚水が入り込んでしまうので、おいそれと開くわけには行かないというくらいの壮絶な波動環境です。
この状況から脱却し、私たちは、自分という器から、泥水を取り去って、アセンションの清らかな水のみで満たす必要があります。つまり、「泥水に浸かりながら、清い水だけを飲む」状態にならないといけないわけですね。こんなマジックのような芸当が、ただ存在したり、ふんわり流れに身を任せているだけでできる人は、一億人に一人もいないことがお分りになるでしょう。
だからこそ、新たなメソッドや工夫が必要になるのです。その際に、大きな力となるのが、アセンションと共振する「媒体」です。その媒体の中でも、私たちにとって、最も容易に駆使しやすいものが、「言葉」なのです。
「言葉」とは「意味を持った波動」です。上位次元の世界では、波動そのもので事足りるため、言葉という媒体を必要としません。が、この物質次元では、非常に有効なツールです。祈り・マントラなど、明確な言葉で発することの重要性が、お分りいただけるでしょうか。
五井先生も、かつて「世界平和の祈り」を提唱しはじめたころ、「世界の平和なんて誰もが願ってるよ。祈るも祈らないも当たり前だ」などと批判をしてくる人がいたそうです。
しかし、この清らかな文言を、明確な言葉として脳の中で発することで、高度なアセンションの波動と共振するのです。繰り返すことでそれが定着していき、いつしか高度な波動を受けるのが常態となっていくのです。
そのフェーズに至り、それが脳に定着した人であれば、「世界平和──」と想うだけで、即座に高位の波動と共振することが可能になってもいくでしょう。それは、何千回、何万回とたゆみなく繰り返すことによって至るフェーズです。そこまで至っていない人が、ただ思うだけでは、その効果は薄いのです。
このように、高位の波動と常に共振することは、世の中に渦巻いている、ネガティブな想念波動と共振しないことも意味します。つまり、「泥水に浸かりながら、清らかな水だけを飲み、泥水は追い出す」というマジカルなことを、可能にしていきます。
「マカバ瞑想」も、このためのツールです。この神聖なるカタチもまた、カタチそのものが高位次元と共振するために、ネガティブな想念から身を守り、あなたという場に結界を作るのです。
マカバは絶対なる神聖であり、基本のシンプルなカタチが最も強力です。よほどこの領域に精通した方でない限り、その威力を失わせないで、さまざまな変形バージョンを生み出すのは困難でしょう。
その点、言葉を使うメソッドは状況に応じて活用がしやすいと言えます。
このように、ツールを駆使して高位の波動と共振することは、ほとんどの人にとってアセンションに必須のメソッドです。それなしで行ける人は、降臨の神など、そもそもが高位の領域から来ている人以外にはいません。選りすぐりのワンダラーやパイオニアスターシードであってさえ、この泥水のような波動環境の中で苦戦したり、闇波動に引き込まれたりしているのですから。
だからこそ私も、状況に応じてツールを駆使し、新たなメソッドを編み出したりしているわけなのです。

水であれば清い水を望むように、汚染された富なら望みはしない
今回のテーマを例に取れば、状況とは、私たちが、複数の周波数を抱える中で、最も低い周波数にまつわっているものが、多くの人にとって経済であることです。つまり経済が、私たちをこの次元にとどめる足枷になってしまっています。
しかしこれは、経済を清めれば──つまり、皆様の中の、経済にまつわる観念を清めれば──、皆様の中で、最も低い周波数を消し去れる可能性が高いことを意味しているわけですね。ということは、ここが攻略ポイントになるということです。
前回提案した、「水を想い、水に祈る」というメソッドは、あなたの清らかな領域の波動によって、あなたにまつわりついた泥のような想念を洗い流す、ということです。日本の人は大半が、水については清らかな想念を持っているだろうから、水を提案したわけです。
あなたは、「清らかな水を思い浮かべるくらい、誰でもできるでしょうに・・」と思ったかもしれませんが、できない人はできないのです。そういう人は、綺麗な水がふんだんに手に入らないのです。
こういうことは水に限らず、色々な分野であって、その人が自然な状態で良いイメージ、清らかなイメージを持てることは、その人がそれについてネガティブなカルマを持っていないことの現れなのです。
一つ頭に叩き込んでおいてほしい認識があるのですが──、
宇宙は、無制限、無条件の愛であり、望むものは何でももたらします。これが自然で、当たり前で、ニュートラルな状態です。これは宇宙というものと分かちがたい本質であるため、いかなる闇波動であっても、この本質を覆すことなど、できはしません。
では、なぜ私たちは、「望みがおいそれと叶わない」状態の中に置かれているのでしょう? それは、闇波動が、そのように幻惑しているからです。私たちを幻惑し、望むことを恐れたり、罪悪感を持ったり、苦痛や苦難をあえて望んだりするように仕向け、望みから引き離すことならできます。そして実際に、そうしています。
この幻惑は、極めて強力で、闇波動にとって最も有効な兵器のようなものです。
ですが、よく考えてみれば、彼ら闇波動は、かなりなこと無理をしているとも言えるわけですね。だって、宇宙はそもそもが、フツーの状態ですべての望みが叶うわけでしょう? 宇宙の当たり前な状態を、不自然な状態の中にとどめておくんですから、闇波動も相当に頑張っていると言えます。
上述の泥水に例えるなら、私たちは今のところ泥水に浸かっているけど、泥そのものではないわけなのです。大体が、泥水を作っている闇波動だって、本質的には闇じゃないんですからね。かなり頑張って闇に留まっているのです。
つまり私たちは、頑張って闇に留まっている状態から脱却して、つまり泥水から上がって、綺麗な水で体を洗い流せば、本当の状態に戻るわけですね。
このことは、とても大事な前提です。これを踏まえたうえで、経済というものを見てみましょう。現状では、それは闇が私たちを支配するためのよすがとなっていますが、経済そのものが闇なわけではありません。
それは、綺麗な水が手に入りにくい人がいるからといって、水そのものが不浄のものではないのと同じです。経済もまた、経済そのものが、悪のシステムなわけではないし、財や富も、本来は清らかなものです。
しかし、水が汚染されれば汚水となりますね。汚水など誰も欲しがらないでしょう。それと同様に、財と富も、波動的に汚染されたものと、清らかなものがあります。私たちが財と富を望むとしたら、それは清らかな財と富であるべきです。そうでない状態で、清らかでない財と富を望み、それを得たとしても、それは泥を得たのと同じことです。物質次元では、同じ金額、同じ数字であっても、同じではありません。
かといって、形式は関係がありません。現金だろうが金融資産だろうが貴金属だろうが、資産形式は無関係です。
たとえそれが輝く純金であったとしても、闇の波動に汚染されているものなら、それは泥と同じです。錆びついたコインでも、汚れた紙でも、電子上の数字でも、清らかな波動をまとっているなら、それは清らかな黄金の波動の産物です。
その区別は、肉眼ではわかりません。しかし波動こそが現実であり、物質は幻想です。光の人が望むべきは、清らかな波動がもたらす財と富です。

経済を闇の手から取り戻す
ところで、冒頭にお話しした事態は、このテーマと無関係ではありません。
世界各国が、下手に軍事介入すれば第三次大戦を引き起こしかねない事態なだけに、経済制裁という方法を取っていますね。
前の記事で、経済は、武力や暴力などの直接的な力の支配から、私たちを脱却させるよすがとなりえると書きましたが、それがこうしたことにも表れています。
これをさらに発展させて、経済を、闇の手から取り戻さなければなりません。
そのためには、私たち一人一人の内面を変えることが大事です。私たちが、自分の想念波動からネガティブを手放すことで、私たちそれぞれ、一人一人の場において、経済を闇の手から解放する必要があります。あなたという場が世界です。天から財と富が降ってくるというなら、それは、あなたがその世界に行くことなしには、ありえません。
もしも、それをしないまま、つまり線形波動に埋没した想念のまま、NESARAのように、一見、光のように見える、まやかしに幻惑されれば、さらなる線形波動の迷宮の中に迷い込んでしまいます。それは皆様、単なる経済の支配よりも、さらに抜け出しにくい、袋小路かもしれません。
駆け足で説明しましたが、こうしたセオリーを、今回はざっくりと念頭に置いたうえで、次回以降、もう少し丁寧に一つ一つを見てまいりましょう。