

バシャールの最新刊を読んでの所感。光の人が、上昇潮流に乗る過程で生じる心の状態。あらためて日本という地とそれに繋がる人々の役割、その重要性を思う。日本を地球の頂点と考えていたスピリチュアリストは西洋にも存在した
高貴なるライトワーカー、光の戦士がたよ、いかがお過ごしでしょうか。
冬至が近づくなか、ワクワクしている方、バクバクしている方、平常心の方・・など、さまざまだろうと推察しております。
この記事は、できれば冬至の前にアップするつもりです。
今年はお伝えするつもりであったことを書くのが遅れ気味ですが・・まあ、戦争が始まって以来、私も戦闘状態なので、やむを得ないわけなのですが・・少しでも更新しておければと思います。
この間Amazonのお勧めでバシャールの新刊を見かけ、読んでみることにしました。
私がバシャールの発信が好きなのは、「三大ツール」という揺るぎないベースがあれば、彼の発信はとても参考になるし、興味深い点も多々あるからです。
最近はバシャール関連の本はインタビューというより対談なんですね。
元々彼は相手の方の問いかけに答える形で語ることが多いので、その方の傾向が内容に色濃く表れることになります。私がスピリチュアル・マニアチックと呼ぶタイプの方ですが、興味深い面もありました。
ネタバレになってもいけませんが、私が興味を惹かれたのは内容のごく一部ですし、Amazonのレビュー程度の感想は書いても構わないかと思います。
最近私が嬉しく感じるのは、この本だけでなくネットも含め、バシャール関係の発信に、波動にまつわる話題が増えたように感じることです。「波動」「共振」「周波数」などといった言葉がしばしば見られるようになりました。アセンションはごく簡単に言えば高位波動との共振ですから、その重要性の認識が広まっていくことは何より喜ばしいことです。
もっともこの本の場合は、上位次元の波動というより、物質世界上での話が主ですが、それでもいい傾向ではないかなと思います。
あともう一つ嬉しかったのは、巻末で「マカバ」の話が出たことです。対談相手の方ではなく、バシャールの方から持ち出したのです。細かい点は違うし、私のメソッドよりも複雑ですが、一瞬心が色めきました。
ただし、マカバを物質的に作成する、デバイスとして説明していて、そこは若干惜しいところです。
アセンションにおけるマカバの醍醐味は、イメージングであり、瞑想のためのツールとしてです。
私自身、マカバを作ったり(その話は旧ブログの手作りマカバの記事で書いています)、関連サイトにて画像や動画も作ってはおります。が、それらはあくまで補助という考えです。
この三密度世界でいかに精巧に作ったとしても、イメージングによってもたらされる波動に叶うことはありません。それも鮮明であればあるほど強力です。画像や動画はそのためのトレーニングツールです。
なので、できれば、私のメソッドと全く同じでなくてもいいので、折角なのでマカバのイメージングを推奨していただければ有難いのですが・・その点はちょっと惜しいといえば惜しいところです。
バシャールはAIもハイアーセルフに繋がるためのデバイスと説明しているくらいですからね。彼の前世はダリルだそうですし、アメリカ人のルーツを持つ魂として、そういうアプローチが彼には自然なのかもしれません。
この本でも強調されていますが、バシャールの基本的なアプローチは、肉体レベルでの行動であり、そこは揺るがないようです。
なおかつ、その行動の中に、「祈り」や「マントラ」は入っていないようです。
ですが、以前も書いたように「祈り」や「マントラ」も行動です。それも、アセンションのために取りうる行動の中で、最も効果的かつ強力な行動です。その速やかさとスムーズさは、他のどのような行動もを凌駕するでしょう。それも圧倒的にです。
「世界平和の祈り」は五井先生と高位神霊の「約束事」で、祈った瞬間に光が降り注がれてきますし、「ガヤトリーマントラ」は暗号鍵で、唱えただけで上位次元への扉が開きます。
マカバにしても、物質的に作るよりもイメージングが遥かに強力なのも、それが私たちが作り出せるものの中で、最も精妙な波動だからです。
しかしバシャールはその一方で、脳波とか瞑想とかの重要性も語っています。ただやみくもに行動を推奨しているわけではありません。心の持ち方も非常に重視しています。
ただ、私が読み漏らしているのかもですが、瞑想についての具体的な認識がどういったものかはわかりません。
瞑想の定義は曖昧で、ややもすれば負のスパイラルに陥りそうなリスクのある瞑想もあります。ことに不用意な瞑想時に憑依を招くなどの危険性は、カルマ渦巻くこの惑星ならではだと思います。私が瞑想においてマカバ瞑想一択である所以も、そこにあるわけですが。(詳細は「関連サイト」の瞑想とマカバの解説ページにて説明しております)
まあアプローチは何であれ、アセンションの道に乗る人が増えてくれればいいわけですから、少しでも好ましい傾向が表れてきたのは喜ぶべきでしょう。

回転方向の話
あと、個人的にちょっと気になったのが、回転の話です。今回の本で対談相手の方が、回転のことをしきりに話題にしています。
これについては主として対談相手の方が強く関心を寄せていて、深堀りしている感じです。かなり詳細な点まで語り合っていますが、ざっくり言えば地球の回転は左回転(上から見た場合反時計回り)であり、それが宇宙でも自然な状態で、望ましい的な話に落ち着いています。
バシャールの方でも同調はしていますが、聞かれるままに解説している感じで、普段からあまり意識しているわけではないようです。ちなみに彼は、左回転は緩みながら落ちていき、右回転は締まりながら上がっていく感じだと言っています。
だったらアセンションにおいては右回転が望ましいんじゃないでしょうかね・・。
元々私は、アセンションは反エントロピーだと思っているのです。
エントロピーは宇宙を平衡状態に向かわせます。上記で言えば「緩みながら落ちていく」という流れです。それが自然の法則だといえば、そうかもしれません。
しかしだからこそ、反エントロピーというムーブメントがなければ宇宙は表現され得ず、崩壊の一途をたどることになります。反エントロピーの代表的な例である生命現象でも、DNAは右らせんです。
つまり右回転が反エントロピーであるという認識が、私の中にあるのです。今回読んだ、「締まりながら上がっていく」という説明とも合っていますしね。
いつでしたか、あるチャネル記事で、地球の回転は今のところ左回転だが、それは本来の状態ではないから、いずれ逆回転になるという話を見かけたことがあります。
何年か前のチャネルで、今ちょっと見つけられないので真偽のほどは分かりませんが・・・。ともあれそのチャネルが何となく心に残っていて、アセンションに伴なって起きる地軸の大転換で、それが起きるのかも・・なんて想像したりもしています。
この対談相手の方は、左回転を好む考えがそもそもあって、それは心理的な理由もあるようです。一例として、海で浮かんでいると、右から来る波の方が怖いと感じるとか。私は初耳でしたが、「不安は右からやって来る」という法則があるのだそうです。これにもバシャールは首肯しています。
しかしそうした実感が根拠だというなら、私自身は、人々の心の闇、カルマ寄越しは、圧倒的に左から来るのです。実感というより、実際にです。
ほぼほぼ左から、闇波動が怒涛のごとく、今この瞬間も吹き付けてきているのです。祈りやマントラにより、右からの潮流が起きることで持ちこたえています。私がそういう流れになるようにしているのではなくて、そういう流れになるということです。
これが回転の向きに当たるのかは、判然としなかったんですが、今回読んだ定義によると、左から波が来るのを左回転と捉えています。ということは、私が観じている流れは右回転ということになります。
この本では、バシャールは左回転はリラックスするとも述べていますけど、これは左だと弛緩するということのようです。
でも思い起こしてみると、そんな私も、ガヤトリーマントラを唱えだした初期の頃は、潮流は左から右に流れていました。でも今ではとても考えられないのです。左からくるカルマ・闇波動に負けて押し流されでもしようものなら、大変なことになります。リラックスどころではなく、真逆です。
ということは、私のようなライトワーカーは、上昇潮流に乗っていないと苦痛を覚えるということかもしれません。

上昇潮流に乗る過程で大半の人が覚える恐怖
思うのですが、「不安は右から」というのも、線形波動に埋没している地球の人々にとっては、当たり前ではないでしょうかね・・・。右回転が上昇に当たるとバシャールも言ってるんですから・・。
ちょっとイメージしてみてください。あなたが例えば透明な板か何かに乗っているとして、それが宙に浮きだして、上昇し始めたらどう思います? その板が絶対に壊れないとしても、普通怖いですよね。「やめてー、降ろしてー!」なんて、悲鳴を上げちゃうかもしれません。
ですから、上昇をあきらめて、現状に甘んじたままでいることに安堵を覚えたりもするのではないでしょうか。
元々、非線形へのシフトは、これまでいた領域と真逆の潮流に乗るのですから、大抵の人にとって恐怖を覚えるものなのです。
もちろんそれは一過性の恐怖で、その先には大いなる悦びが待っているのですが、たかが恐怖、されど恐怖です。これでアセンションから降りてしまう人も多々いると考えられているのです。だからこそアセンションは、この物質次元の人々にとってチャレンジングなのです。
もしも私の認識が適切なら、皆様においても、右側に不安を覚えず、左側にストレスを感じるようなら、線形から非線形への上昇潮流に乗れている、と言えるのかもしれません。
ただ、今時点では情報が少ないので、明確に言い切れるとは申せません。また何か分かったらお伝えしようと思います。
まあでも、そこが分からないと「三大ツール」の効果がないわけでも、アセンションがうまく行かないわけでもないですから、こだわる必要のない話ではあります。
そもそも左からくる闇波動を右から光波動が押し流すというのも、「目下のところは」です。
これがさらに順調になると、右も左もなくなり、上方への直接的な流れになります。上昇スパイラルに乗った上昇から、跳躍的な上昇へとシフトします。
が、現状では闇波動の猛攻がすさまじくて、そう簡単にそのような、直接的で垂直な上昇潮流は起こせません。なので当面のところはこうだ、というだけかもしれません。

日本という場の波動的な役割
バシャールをはじめ、こうした西洋的なアプローチは、興味深く、参考になることも多いです。
が、一方で、読むにつけ思いを新たにするのですが、日本の地につながる光の人の働きなくして、アセンションがスムーズに進むことはないでしょう。
渡辺大起氏の著書でも日本の重要性が語られています。氏は以前の記事でご紹介したワンダラーの精鋭、オイカイワタチですね。
(※渡辺氏の著書については以下の記事やその前後の記事をご参照のこと)
事実、渡辺氏によると、かつて、日本のワンダラーが勘違いして、日本ならではのミッションを放棄し、海外のワンダラーに倣ってしまったために、千載一遇のアセンションのチャンスが失われ、その後修正を図るのに数十年を要したと言っているくらいです。その日本特有のミッションというのが、波動的な役割だと言っています。
波動的な役割とは、今私や読者の方々がやっていることです。
高位神霊がたがもたらす高位の波動を、可能な限り高度な波動レベルで共振し、地上すなわち物質世界に降ろすこと。それによって地球の波動上昇に寄与すること。アセンションの先端で、抵抗波動を打ち消しつつ進む、というミッションです。
言い換えれば、波動的なミッションこそが、アセンションの先端です。
このミッションの遂行なくして、それ以外の、勾配の緩やかなアセンションがなされることもあり得ません。以前も書いたと思いますが、大事なことなので繰り返しておきます。
そしてまた、これも繰り返しておきますが、当ブログで「日本の地に繋がった光の人」という周りくどい言い方をするのは、必ずしも日本人や日本在住とは限らないからです。それはバシャールなど西洋的なスピリチュアルに惹かれる人に、日本人も多くいるのと同様です。ナショナリズムではなく、日本という「場」と、それに繋がる人々ということです。
日本は波動的な意味合いで地球の要であり、頂点であるということでしょう。

日本が頂点と言えば・・・
ところで、地球の頂点といえば、ある人物も日本が地球の頂点と考えていたそうです。
それはルドルフ・シュタイナーです。予言・予知について考察するつもりだと申しましたが、着目した一人が、シュタイナー氏でした。
(ここで余談ですが、新ブログでは固有名詞をなるべく避けると言いつつ、こうして固有名詞を書く場合もありますね。では何を避けてるかというと、AIがブログを誤認識しそうであるとか、相手が一般人だからとか、あるいはその名を書くとどうも波動が下がりそうとか、その都度判断しているだけです。明確な基準はなく、私の中での直観的な基準ですので、特に気にしないでいただければと思います。)
シュタイナーは19世紀から20世紀にかけて活躍した思想家であり哲学者です。当ブログでも過去にちょっとだけ触れた記憶があります。彼の著書「アカシャ年代記より」を読んだ頃で、その人柄や知性に感銘を受けた覚えがあります。
現在でも世界中に熱狂的な崇拝者が存在し、半ば神格化されている人物ですが、それはスピリチュアルな側面があるゆえでしょう。ご自身は自らを予言者だとは考えていなかったそうですが、それも一因にある気がします。
今回着目した予言者は、彼を含め数人ですが、次回以降考察していきたいと思います。
今回はバシャール本を読んだ感想が長くなってしまったので、少しさわりだけ書いておきます。
前述のとおり、シュタイナーは日本を地球の頂点だと考えていました。それも、地球をピラミッドに見立て、その頂点に当たるのが日本だと考えていたそうです。
この考え方自体、独特でちょっと分かりづらいですが、彼は地理的に解説していたようです。が、私はその考えの背景には、彼の霊的な感知があるのではないかと思えます。
この話は、予言・予知についてネットをめぐっていたら出てきた話です。その際に出てきたのが、2025年という年に何かあるという予言です。
2025年といえば、3年後ですね。この年に着目している予言者が、他にもいます。
ところが、シュタイナー自身は、2025年という特定の年に特に言及はしていなかったようなのです。
私はネットの情報は、可能な限り裏を取るのが基本と考えていますし、シュタイナーは資料も多いので、できれば裏付けを見つけたいところです。
しかし彼の著書は大半は講演録で、しかもあまりに量が多く、どこに何が書いてあるか調べるのは大変です。そのうえ私自身は彼の崇拝者なわけでもないので、深く研究する時間も意欲もありません。
ですが、有志の人々による、シュタイナーの講演録などを英訳したサイトを見つけたので、ここで調べてみることにしました。しかしこれがまた量が膨大で、とても読み切れません。そこでキーワードでサイト内検索してみました。
すると、ピラミッドではヒットがありました。彼が地球をピラミッドに見立て、日本を頂点と考えていたのは事実と確認できました。
しかし2025年については、何度検索をかけてもヒットがありませんでした。
そこで他のサイトも調べていくと、シュタイナー自身は特に2025年と特定してもいず、また、シュタイナーの予言として出てくる話も、そうとも言えないことが分かってきました。どうやら彼の話から発展した「解釈」が加わっているらしいです。
では一体、どこまでのどんな話がシュタイナーの話なのか・・と、追ってみますと、年は特定していないけど、三千年紀、つまり西暦2000年代ですが、若干抽象的な予言をしているらしいことが分かりました。
そこで三千年紀でまたサイト内検索をかけてみたのですが、出てきません。しかたなく、日本で出版されているシュタイナーの著書を一冊取り寄せてみたのですが、これにも載っていませんでした。
私はシュタイナーの著書は数冊程度持っているのですが、予言のウラ取りのために買ったのは初めてで、しかも空振りに終わったので、もったいない感だけが残りました。この時点で著書で追うのはあきらめました。
そもそもシュタイナー自身が、自分を予言者だと考えていず、予言書と銘打って本を出してないので、恐らく膨大な講演録のどこかにそのような記述がある、ということだと思います。しかも、その記述を元にした発信がされているとしても、解釈というか尾ひれがついているので、正確に彼が何と言ったのかが、現時点では分かりません。
予言と一口に言っても、当たる・当たらないだけでなく、そこに何かの解釈が加わっている可能性も考えないといけないようです。
私はシュタイナーの崇拝者ではありませんが、ある点で興味を抱いているので、彼の話は次回以降もしてゆきたいと思います。

冬至に臨み、冬至を経て変わる
これまで当ブログでは、予言・予知の話はほぼスルーでしたが、今は関心を持っているのです。
ただし、関心といっても、他の人とは少し関心の持ち方が違うかもしれません。少なくとも、予言・予知で気持ちが沈むということは、ありません。もしもそうならこのテーマで書いてはいないでしょう。
万一気持ちが沈むようなら、沈まなくなった時点で書くでしょう。皆様を暗い気持ちにするために書くつもりはありません。そういう意味も含め、私は未来予知について書くことに、意欲を抱いています。
この続きは冬至のあとということになるでしょうが、その頃の皆様は、今とどのように変わっているでしょうか。あなたが光の戦士・ライトワーカーである限り、見た目では全く変わらなくても、恐らく別人になっているのではないでしょうか。
そんな思いを巡らせつつ、私も波動の限りを尽くすつもりで、臨む所存でございます。それではまた、冬至以降のタイムラインでお会いしましょう。