

アセンションにおいて、日本とは、惑星地球の最重要拠点という「場」である。日本人かどうかに関わらず、波動的ミッションを担う光の人が、この「場」につながる
光の皆様、いかがお過ごしですか?
今月、9月は秋分がありますね。本来なら同時瞑想の予定ですが・・。
先日、参加者の条件として、二つ追加させていただきましたね。お読みでない方は前々回の記事をお読みください。これで参加できる方が限定されると思うので、できたら実施したい方向です。
ただし、いずれにしても皆様の波動次第となりますので、今の段階では未定です。波動が揺れていますので、直前まで分からないかもしれません。やるとしても前のように一回だと思いますが。またお知らせします。
ユグドアへのコメントでは、同時瞑想は無理にしなくていいのでブログの継続を優先してほしいという、温かいお言葉もいただいたりしています。
とはいえ、私自身の心情としては、できることなら今月くらいは実施したいと思ってはいます。私は頑張ってる光の同志のサポートをしたい、魂的に、サポートをしたくて来てる人なんですね。なので、自分の成熟はもちろん大事なんですけど、一人でも多くの人に成熟してほしいと思っています。
まだまだお伝えしていないことがあります。「財の神・富の神」の項とか、頭上の壁を突破するメソッドなど、中途で放り出して忘れてるわけじゃなくて、もう少し先に踏み込みたいとか、進化系のマントラとか、サクサク紹介していきたいのですが、皆さまの波動のご様子を見て、保留にしてるのです。ずーっと保留のままかもしれませんが。
(正直言うと、今時点でも他のスピリチュアル指導に比べて、かなり先を行ってるので、ついて来れてる方が少数だと気づき、慎重になってる感じです)
霊性の理解というのは、知能指数は関係ないのです。どんなに分かりやすく書いても、本当に分かってもらうには、それに見合う波動レベルが必須です。表面の知識だけ得て分かった気になってしまうと、頭でっかちで波動が追い付かない、アンバランスな状態になってしまいます。そうなると霊性開発が進まないというだけでなく、かえって遠回りになります。
最近気づいたのですが、スピリチュアル系で、しきりに「意識」という言葉が出てきますね。意識を高めるとか高く保つとか・・。そういう人はよく勉強もされておられ知識も豊富です。それによってアセンションへの確信を深めてもいるようです。
しかしアセンション局面が際立ってくるにつれ、どれほど高い意識も、強固なはずの確信も、物質次元の思考である限り、闇波動の猛攻に遭えば、やすやすと崩れ去ってしまうでしょう。いや、そう自覚できるならまだしもなのです。幻惑という攻撃を受けますと、それすら自覚できないまま、アセンションなど夢だったとばかりに、線形波動の中に沈んでしまいます。しかしそれこそが、覚醒しかけた魂を夢の中へ引き戻してしまうという事なのです。
物質次元での思考や意識というのは、かくも脆いものなのです。脆いと言いますか、そもそも物質次元である時点で線形波動なのです。だから線形波動と容易に共振してしまい、引き込まれるのです。すなわち、高い意識も、揺るがない確信も、それを裏付ける高度な波動が伴わなくては、砂上の楼閣にすぎません。
ですので、知識や情報を蓄積するのも、悪いことじゃないですけど、愚直なまでに三大ツールを実践する、この実践に勝るものはないと思います。高度な波動を有したツールを絶え間なく実践することで、高度な波動と共振できるようになっていき、いつしか自分自身が高度な波動そのものになっていくのです。
スピリチュアルにおいては、本当の意味で頭の良い方、つまり、知能ではなく英知のある方ほど、愚直になれる、何も考えずに実践できる。そういうものだと思います。

海外ワンダラーの苦悩
さて、前回は海外のワンダラー──彼らはチャネラーもチャネルソースもワンダラーと思われます──のやり取りから、イベントがもたらす高い周波数(波動)と共振する大事さについてお話しましたね。チャネラーの方が「待ち」を強いられている要因も波動である、という所まででした。
ここでまた渡辺大起氏の著書から引用してみたいのですが──1960年当時のワンダラーには、三つのミッションがあったということでした。その二つ目がオイカイワタチの任務、つまり目に見えない世界の霊的な任務であったのでしたね。
ところが当時のワンダラーのリーダーがサタン(暗黒波動)に幻惑されたため、一日で終わるはずの任務が、三十二年もかかってしまった、というお話でした。
詳細はこの記事にあります。
2021/07/06
三つのうち最重要なのが2で、その任務を担う人達はオイカイワタチと呼ばれるのでしたね。
渡辺氏はオイカイワタチは日本の地に限られると言っていますが、それは後述するとして、
まず着目したいのは、3のミッションに当たるはずのワンダラーについてです。日本の地のワンダラーが2のミッションに三十二年の歳月をかけている間、彼らはどうしていたのか──。氏はこのように書いています。
(前文略)2の使命が終わらなければ、当然3の使命を始めることはできないので、ただ、日本のワンダラーが2の使命を終えるのを「待っていた」と言うしかないのである。
とはいえ、待つのもまた“いばらの道”であり、長年の間に死亡したり、また道を見失って別の方向へ進んでいってしまった人もあったようである。
(渡辺大起著「宇宙船 天空に満つる日」より)
これって、私が取り上げている海外チャネラーさんと重なりませんか? もちろん彼女は道を見失うところまでは行ってないですが、待つことの辛さにあえいでいる様子は、この当時の海外ワンダラーととてもよく似た状況のように思います。
しかもこれ、状況が似ているだけじゃありません。何を待ってるか、という内容もよく似ています。というか、ほぼ重なる部分まであります。
前の記事を確認していただけばお分かりのように、3のミッションは、
この使命は、大変動のときに、新しい世の建設要員となるべき人を、一人でも多く、他の遊星に一時的に避難させるという実際行動で、全世界各国、各地域のワンダラーが、それぞれのエリアでこの役を担当する。
(同著より)
で、例の海外チャネラーさんに目を戻してみると、彼女の使命をチャネルソースが明確に述べています。まず現在も多くのフォロワーにチャネルを発信していることがそうです。渡辺氏によると、海外に多いこれらのチャネラーもワンダラーとされています。
ただ、もしそれがメインの仕事だったら、あれほど待ちくたびれてはいないでしょう。彼女はいよいよアセンションが本格始動してきたときに、人々を適切に導くのが本来の使命だと思われます。
その使命の中には、いよいよ地軸の大転換がなされる際に、なるべく多くの人を一時避難させる、避難誘導も入っていることでしょう。情報発信元として最適ですものね。
ということは、3のミッションを担う人の一人でもあると思われるわけです。
しかし現状はどうでしょう。何のことはない、この使命って、渡辺氏がミッションを終えて何年も経っている今時点ですら、まだ開始されてないですよね。待ちくたびれるわけだ・・。
ここで、彼ら海外のワンダラー(厳密には世界各地のワンダラー)が長い長い待ちを強いられているのが、何によるのかが見えてきます。上記の三つのミッションで言えば、2が終わらなければ3はない。この2が何なのか。それは霊的・波動的な任務だと申しましたね。
この、霊的・波動的な準備が何より重要であり、これなしにはアセンションはあり得ないというのは、当時も今も変わっていません。
たとえば、三つのミッションを見ても、1の任務は、原子力開発の暴走を一時的にでも食い止めるという意味があります。それで1番目に掲げられてるのでしょうが、仮にこれがうまく行かないとしても、アセンションができないわけではないかもしれませんし、2を同時進行でやっても構わないわけです。
しかし2が完遂されないうちはアセンションは不可能です。2が時間かかりそうだから3をやっちゃいましょう、なんてことはあり得ません。
この、2の任務を担ったオイカイワタチですが──この言葉(宇宙語)の原義を私は知らないので、渡辺氏の時代に『山での聖戦』に参加したワンダラー、という認識しか持ちえません。
しかし、氏が何度となく言っているように、オイカイワタチの定義には、他のワンダラーにはない特徴があります。それは霊的・波動的な任務であること、そしてそれを担うのが、日本の地のワンダラーだということです。

日本の地のワンダラーとは、日本という場につながるワンダラーということ。ナショナリズムではない
ところで渡辺氏は、オイカイワタチのことを、日本人のワンダラーとは言っていません。
彼の著書を一渡り見渡すと、いくつか言い方がでてきます。「日本のワンダラー」「日本の地のワンダラー」「日本の地に生まれたワンダラー」など。氏が生前開設していたサイトには、「日本の国に生まれたワンダラー」という言い方もありました。しかし私が見た限りでは、日本人とは書いてないのです。
渡辺氏は日本を重要視していますが、ナショナリストでないことは、以下の説明にも表れています。
宇宙創造神が、魂の学びの場としての遊星を創られるとき、その遊星には、大切な役割を担う、中心ともいうべきポイントが必ず設けられる。
そのポイントのことを、宇宙人は『湧玉の地』と語った。
『湧玉の地』は、そこから創造力のすべてが湧き上がる、“創造の中心の地”であり、この地球においては、日本にある。(というより、涌玉の地のある場所に、日本という国ができたというべきであろう)
(同著より)
彼はこの遊星(地球)の全てが生み出されるエネルギー的な中心地として、日本という「場」を重視しているのであり、
つまり日本という「場」は、この惑星のアセンション・ミッションの最重要拠点であり、光の戦士の任務の中でも中核を担う人々が、日本に集結し、最重要かつ特殊な任務を帯びているのだ、ということなわけです。
それがゆえに、日本人のワンダラーではなく、「日本の地に生まれたワンダラー」という、回りくどい言い方になるのでしょう。
つまり渡辺氏は、日本民族かどうかは重視していません。スピリチュアリストの中には、日本民族を特別視する人がいますが、そういうことではないのです。日本に生まれた人と言うのはつまり、上述のミッションに関わる人という意味で言っているのですから。
もちろん、実際上を言えば、日本人がほとんどでしょうけど、本質的には、どこの国のどの人種でも関係ないわけです。
私はそれに付け加えて、かつてと違い今のグローバルな時代では、日本に生まれるかどうかも関係ないと思っています。帰国子女もいれば、外国人でも簡単に日本に来られる時代ですから。もっと言えば、このネットの時代、日本に身を置いてるかどうかも関係ないかもしれません。
とにかくこの日本という地につながる特殊なミッションを担う人ということだと思います。
言い換えるなら、日本の地に生まれた日本民族であっても、この波動的な任務を担わない人であるなら、スピリチュアル的には「世界の人の一人」であり、他の民族とは違うかのような特別さはないわけです。
現代においてこの任務は、かつてのオイカイワタチほどの霊的な感知力は必要ないものの、より波動的でエネルギー的であり、しかも、今もってアセンションの鍵を握る任務です。
その点で、日本という特別な地(国ではなく「場」として)における、あるいは日本という地につながる、特殊な任務という点は、かつてのオイカイワタチと同じでしょう。
なお、便宜上ワンダラーを主軸に説明していますが、前にも書きましたように、ワンダラーであるかどうかもさほど重要ではないと思います。
生え抜きの地球人の中にも、長い転生の修行を経て、このミッションに参加すべく生まれてきた人がいます。実際、祈りの会の人は、前世から五井先生と約束して生まれてきている人が多いそうです。
生まれ変わるといえば、今回のこの波動的ミッションを担うために、日本を選んで生まれてきた人は、そもそも前世がどこの国のどの人種であったか、と考えますと、必ずしも日本民族に縁がある人とは限りません。
そういう、肉体レベルでの縁とか、肉体上の転生の系譜とかとは、離れて考えることが、この波動的ミッションには必要かもしれません。

かつてのオイカイワタチも、今の光の戦士も、重要なのは波動的ミッション
そんな「日本の」ワンダラー、光の人ですが・・。かつてのオイカイワタチと、現代の光の人のミッションは、分断されているわけではなく、つながっています。
前述のように、私はこのオイカイワタチという宇宙語の原義を知らないので、渡辺氏の定義だけに照らせば、過去の時代のワンダラーということになります。が、そういう人の中にも、あらためて現代に転生してる人だっているかもしれないし、当時も今も、アセンションにおいて何より重要なのは、肉眼では見えない霊的・波動的任務であるという点は共通しています。
これまで解説してきましたように、この任務を担う人は(恐らくほとんどが日本人か、日本に縁のある人でしょうが)、現代のオイカイワタチと呼んでいいかもしれません。
スピリチュアルにも、前述のように「意識」や「知識」を重視する人が少なくないようですが、ミッションというからにはあくまで実践ですので、現代のオイカイワタチであるなら、何よりも「実践」を重視することでしょう。
分けてもオイカイワタチは、波動的なミッションですので、当然、波動的な実践ということになります。さきほど五井先生の教えに集まった人と書きましたが、私のブログに惹かれて、読むだけでなく実践している人もそうでしょう。その数はそう多くはないものの、世界にとって重要な方々です。
昔の時代と違い、宗教アレルギーが増えている昨今、それゆえに自分の魂の来歴を思い出さないまま終わる人もいるようです。一人でもそういう人を発掘できたのは、私にとってもうれしいことですが、何よりその人自身や、地球人類にとって意義あることなのです。
オイカイワタチは、かつてはかなり限定された人々の、特殊な任務だったといえますが、前回少し書きましたように、私は、これを特殊な任務として囲い込むような状況にはないと、思っております。
もちろんオイカイワタチが中心となってやるべきだし、実際、現状としてそうなのですが・・。
ただ、他の人は関係ないからやらなくていいとか、やるべきでないとかいった囲い込みはしない方がいい状況だという意味です。
次回はそのあたりに踏み込んで考察してみましょう。